渓谷登攀 の商品レビュー
「過去に拓かれた道があって今がある。ならば、今を生きる者として、未来への道を拓きたい。」 称名川の記録だけかと思ったら、ほかにも、沢登り(日本、台湾)、キャニオニングが紹介されており、いい本でした。写真もいっぱいあってわかりやすく、究極の沢登りというものを紹介してくれる。大西良...
「過去に拓かれた道があって今がある。ならば、今を生きる者として、未来への道を拓きたい。」 称名川の記録だけかと思ったら、ほかにも、沢登り(日本、台湾)、キャニオニングが紹介されており、いい本でした。写真もいっぱいあってわかりやすく、究極の沢登りというものを紹介してくれる。大西良治という人はきちんとした人なのだろうという印象が伝わってくる。遡行リストには、ボクが、若いころに遡行した沢もあって、たぶん最初のステップは、同じようなものだったのだろうけれど、ボクは困難さより、楽しさを求め、この人は困難さを求め、「渓谷を自由に飛び回れる翼」を求めたのだろう。でも、共感できる本だった。 「難しい沢登りをしたらしいけれど、で、何?」という、沢登りや登山をしない人たちは思うのかもしれない。まあ、変人なのかもしれない。でも、ラインホルト・メスナーの本を読んだときみたいな感動があった。ご無事で思いを遂げられることを祈りたい。
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”SOLOIST”こと大西良治の記録集、読みました! サイト「SOLOIST」での度肝を抜かれる記録と完成度の高い文書に出会ってから以来、好きでずっと注目しているのですが、改めて絶対真似できない、すごいなあ! 剱沢や梅花皮沢を遡行しただけですごいのに、称名廊下、台湾、NZ、マジで...
”SOLOIST”こと大西良治の記録集、読みました! サイト「SOLOIST」での度肝を抜かれる記録と完成度の高い文書に出会ってから以来、好きでずっと注目しているのですが、改めて絶対真似できない、すごいなあ! 剱沢や梅花皮沢を遡行しただけですごいのに、称名廊下、台湾、NZ、マジで人間無理でしょってレベルで言葉が出てこなかったっす。 登攀的な沢はすっかりご無沙汰になってしまった昨今ですが、何だか熱い気持ちがこみ上げてきました!去年は信濃俣河内(南アの沢)を敗退してるので今夏ビッグな沢(一般の3級程度くらい、大西さんのレベルじゃない沢)を一本遡行したい気持ちになってきました! ソロ登攀の技術は前から興味があったものの「命大事に」ということで実戦に導入していなかったのですが、技術として磨いておこうと思いました。 (何度か安全なところでプレを重ねておこう。) ザイルワークとレスキュー、確認しとかないと。そして体力つけて体重も絞っておかなくちゃ!
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