良質な質的研究のための、かなり挑発的でとても実践的な本 の商品レビュー
質的研究を初めて行う学生や卒論完成まで時間がないがくせには向かない。ある程度、質的研究をやって、質的研究の意味や歴史を改めて考え直したいという学生向きであるから、卒論から修論に向かう院生にはおすすめの本であろう。
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原著の出版が2013年。本書で提案された議題のいくつかは,議論の俎上にあがっている気もするけれども,まだまだ未検討・未解決な部分も多い。 ところで,私は「質的研究」の専門的な教育を受けてきたわけではなく,独学で質的研究を学んでいる。なので,質的研究界隈の現状というのが肌...
原著の出版が2013年。本書で提案された議題のいくつかは,議論の俎上にあがっている気もするけれども,まだまだ未検討・未解決な部分も多い。 ところで,私は「質的研究」の専門的な教育を受けてきたわけではなく,独学で質的研究を学んでいる。なので,質的研究界隈の現状というのが肌身を持ってわからない部分が多い。そういった現状をわかった方が本書を深く読み解けるだろうと思ったので,やはり専門的な教育というのは重要なのだなあと思う。
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