言葉を減らせば文章は分かりやすくなる の商品レビュー
『言葉を減らせば文章はわかりやすくなる』 山口謠司 ワニブックス 2020年 文献学などを専門とする、日本語の専門家といえばこの人と言うべき山口謠司さんが書いた文章術の本である。 タイトルの通り、無駄な言葉を減らす事で、文章はわかりやすくできると謳った本である。 主張は以...
『言葉を減らせば文章はわかりやすくなる』 山口謠司 ワニブックス 2020年 文献学などを専門とする、日本語の専門家といえばこの人と言うべき山口謠司さんが書いた文章術の本である。 タイトルの通り、無駄な言葉を減らす事で、文章はわかりやすくできると謳った本である。 主張は以下の二点に集約されている。 ⚫︎型に従って、要点がわかるように書く ⚫︎余計な文字を減らすことで、要点を目立たせる 流れとしては まず何を書くか考えることで、文章が無駄に長くなるのを防ぎ、次に文章が長くならないための型の掲示、さらに無駄な言葉を削だたり、表現を変えて短くするコツ。そして補足的に語彙を増やす事でも、文章が無駄に長くなるのを防ぎ、最後に要約力をつけるためのトレーニングが書いてある。これは要約力をつける事で、論理力や読解力が身につき、無駄な言葉を削る能力が身につくためであるとされている。 個人的にためになった箇所は文章を短くする型のところと要約力のトレーニングのところだ。 ここを読むだけでも、だいぶすっきりとした文章が書けるようになる。 木を見て森を見ずというわけではないが、どうしても文章を書いていると細部の細かいミスには気づくが、果たして全体はどうなのか?という点は欠ける傾向にある。 このようなことをなくす為に、また自分自身で添削するときのためにも、型を知っておくことは重要であるし、そもそもの論理力や読解力をつけて、文章自体のレベルアップも必要だろう。 ちなみにこの本の帯にはこう書いてある。 「書けない人のための書かない文章術」
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2024/06/22読破 感想 文章や、話すのが苦手な方におすすめな本です。伝え方に悩んでいる方がいいですね。
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タイトルを実践するがごとく、不要な言葉を削除したり言い換えたりするコツを紹介している本。事例紹介もあり、納得感が強い。
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学生〜社会人歴の浅い方が読むと非常に参考になる本。 具体的な方策の提示がされていることで実践的であった。 人間の情報処理能力の限界を鑑みるといかに短文で伝えたいことを伝え切るかはどの局面でも重要であり、研鑽を積んでいきたいと思う。 この点については理解もできるし、その力をつけるた...
学生〜社会人歴の浅い方が読むと非常に参考になる本。 具体的な方策の提示がされていることで実践的であった。 人間の情報処理能力の限界を鑑みるといかに短文で伝えたいことを伝え切るかはどの局面でも重要であり、研鑽を積んでいきたいと思う。 この点については理解もできるし、その力をつけるために本書を購読したが、意識化することに貢献する部分はあるが飛躍的な向上をイメージできなかった。 基本的には既に兼ね備えている思考や手法であったからだ。 また、文書の中で具体例が割愛されていることで理解がしにくい部分も幾度かあり熟知することができなかった点もあった。
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書いてあることにそれほど違和感を感じなかったかが、得るものも少なかった。 第1章 ・文章を書くためには、「伝えたいこと」が必要 ・思考を整理しないと意味不明な文章が出来上がる ・漠然と頭に浮かんでいる考えの中から、 「これを言いたい」と思うことを取り出す作業をする ・2...
書いてあることにそれほど違和感を感じなかったかが、得るものも少なかった。 第1章 ・文章を書くためには、「伝えたいこと」が必要 ・思考を整理しないと意味不明な文章が出来上がる ・漠然と頭に浮かんでいる考えの中から、 「これを言いたい」と思うことを取り出す作業をする ・2つの軸を使うと思考が明確になる ・キーワードを元に情報を集める ・校正には5つのポイントがある 第2章 ・一文には要素を複数入れない(=一文一要素が原則) ・5W1Hを意識すると文章はつくりやすい ・「結論」「根拠」「具体例」で3つの短文をつくってみる ・文章の順番を変えるとわかりやすくなる ・主語と述語の間に、なるべく言葉を入れない 第3章 ・「まず最初に」などの重複表現を避ける ・ひとつの文に主語が2個あれば削るチャンス ・逆接の接続詞が続くと文章は難解になる ・「が」は多用しがちなので注意 ・「同じような文章」と「関係のない文章」は削る ・長い文章は句点で区切る ・無意識に使っている言葉ほど削りやすい 第4章 ・ビジネスパーソンらしい言葉を意識する ・言い切る自信がないときは文章が長くなる ・例外を示すとごまかす文章ができる ・否定文は肯定文にしてみる ・どう数字を見せるで表現が変わる ・日本語のリズムに近づけるのもひとつの手 第5章 ・語彙力のある人は、文章をスリムにできる ・熟語で、文章を大きく削る ・類語辞典で語彙のレパートリーを増やす ・100年前の文章を読むと語彙力が高まる 第6章 ・本を読むときに「2ページに1か所」線を引くと要約力向上に役立つ ・英文はわかりやすい文章表現が多いので、触れる回数を増やす ・社説の一段落を各々要約していく ・漢詩のつくりを学び、行間を圧縮する ・短い文にはリズムと強さが備わっている
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ウルトラCではないが具体的方法は役立つ。実践が大事。 以下不要、接続詞、婉曲(自信なくとも避ける)。読点少なく句点多用、主語を統一、主語と述語を近づける。同じ趣旨の文章重複は一つに。型を覚える、漢語より和語多用。
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メール、企画書、プレゼン資料、報告書、論文、 セールス文章、エントリーシート、SNS…。 「シンプルで伝わる文章」を書くポイントが詰まった本。
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山口謠司 「言葉を減らせば文章は分かりやすくなる」 [著者のプロフィール] 山口謠司さんは、日本の中国文献学者。大東文化大学教授、博士。「日本語を作った男 上田万年とその時代」で第29回和辻哲郎文化賞受賞。「語彙力がないまま社会人になってしまった人へ」「おとなのための1分音読」など数多くのベストセラーを輩出している。 [概要] 第1章 「何が書きたいのか」を明確にする。思考を整理する。 第2章 文章の基本的な型を知る。 第3章 無駄な語句を削る。 第4章 表現を変えて文を短くする。要点をはっきりさせる。 第5章 語彙力を高める。語彙のレパートリーを増やす方法。 第6章 本を要約し、要点をまとめる。文章の構造を知る。 [感想] 文章が上手く書けない、全然、書く手が進まない、書き方がいまいちわからない、そんな方におすすめの1冊です。 第1章では書き始める前の段階について詳しく書かれています。そのため、最初に何を書けばいいかわからないという方も、書き初めの一歩をスムーズに踏むことができます。 本書は特に、「文章を短くすること」「要点をはっきりさせること」を大事にしています。この2つを身につけるために難しい技術が必要と思う方がいるかもしれません。ただ、本書で書かれていることは誰でもできることです。例えば「主語と述語の間に、なるべく言葉を入れない」「長い文章は句点で区切る」など文章を書く上で基本的なことが書かれています。ただ、私たちは子どもの頃から文章の書き方を学んでこなかった。だから、文章を書く上でこのような基本を見落とすことが多いのです。ですから、本書で基本的な書き方を学び、是非文章力を上げてみてはいかがでしょうか。きっと今後の人生で役立つと思います。
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とにかく短く書くこと 「ということ」「の方」「かどうか」「のような」 などは不要 不必要な接続詞はないか 婉曲な表現をやめる ・かもしれない ・といわれている ・のようだ ・らしい ・と考えられる 逃げをやめる ・原則として ・基本的に ・一般的に ・ふつう、通常 ネガティ...
とにかく短く書くこと 「ということ」「の方」「かどうか」「のような」 などは不要 不必要な接続詞はないか 婉曲な表現をやめる ・かもしれない ・といわれている ・のようだ ・らしい ・と考えられる 逃げをやめる ・原則として ・基本的に ・一般的に ・ふつう、通常 ネガティヴ→ポジティブ ・会議が終わるまで参加できません→会議が終わったら参加します 語彙力は大事 ・地震や振る舞い→恭司 ・うっかりど忘れ→失念 ・とても優れていた→圧巻 日本語?英語? ・計画を変更→リスケ ・フレキシブルに→柔軟に ・コンセンサス→合意 ・マイルストーン→標識
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簡潔に書かれていてわかりやすい。 ながい言い回しは、まさに自分の文章。 けどわかってはいるけど、書けないときは書けないんだよね~。
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