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ダーク・ブルー の商品レビュー

3.3

29件のお客様レビュー

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2023/04/20

潜航調査のため、フィリピン沖に向かった女性潜航士・夏海。だが、武装集団の襲撃に遭い、船員を人質にとられてしまう。仲間の命を救うため、夏海は生死をかけたダイブに臨む-。

Posted byブクログ

2023/03/12

たまに小説もいいなと思って、図書館で借りた。 やや誇張して言うと、著者の作品「ホワイトアウト」の海版。 こんなことってあるの?っておもうストーリーだった。 しかも、どうやったらここまでリアリティを持って書けるの?って思う。 最後まで一気に読んだ。 かなりハラハラものなので、...

たまに小説もいいなと思って、図書館で借りた。 やや誇張して言うと、著者の作品「ホワイトアウト」の海版。 こんなことってあるの?っておもうストーリーだった。 しかも、どうやったらここまでリアリティを持って書けるの?って思う。 最後まで一気に読んだ。 かなりハラハラものなので、メンタルが穏やかではないときには手に取らない方がいいかも。

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2022/12/13

難しい専門用語や英語が多くて、とても解かりにくかったのが残念でした。逆に言うと、作者は相当勉強したのですね。深海は、宇宙とはまた違ったロマンを掻き立ててくれます。

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2022/10/13

海洋調査を専門とする日本海洋科学機関――通称JAOTECのパイロット・夏海ら潜航チームは、天才科学者・奈良橋教授の開発チームとともに、潜水調査船「りゅうじん6500」に搭載された新型マニピュレーターの検証実験のため、フィリピン沖に向かう。だが、突如武装集団の襲撃に遭い、母船が占拠...

海洋調査を専門とする日本海洋科学機関――通称JAOTECのパイロット・夏海ら潜航チームは、天才科学者・奈良橋教授の開発チームとともに、潜水調査船「りゅうじん6500」に搭載された新型マニピュレーターの検証実験のため、フィリピン沖に向かう。だが、突如武装集団の襲撃に遭い、母船が占拠、船員を人質にとられてしまう! 彼らの目的は、深海の沈没船に隠された、世界を変えうる力を持つ「宝」のサルベージだった。仲間の命を救うため、夏海は調査船に乗り込み、銃を突きつけるシージャック犯とともに、暗く蒼い海の底へと生死をかけたダイブに臨む――。 「最近の真保裕一作品は面白くない」と思っていたところ、レビューで今作が「ホワイトアウトに似ていて面白い」と呼んだので、読んでみることに。 でも、読んでみると、背景説明が甘く、人間関係も分からないまま、実証実験、そしてシージャックと展開が早く、正直付いていけなかった。 後半のシージャック犯との心理戦などはハラハラドキドキして面白かった分、前半が本当に残念。 専門用語も多いし、登場人物も多いので、人間関係などをもう少し丁寧に描いて欲しかった。

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2021/09/20

有人の深海探査機は深度6000メートルまで 可能らしいです。そこの水圧は地上の300倍 と言われます。 深海は10,000メートルを超える場所もある のに、人類はまだそこまでには辿り着けて いないのです。 深海が最後の秘境と言われるゆえんです。 そんな深海調査をテーマにした...

有人の深海探査機は深度6000メートルまで 可能らしいです。そこの水圧は地上の300倍 と言われます。 深海は10,000メートルを超える場所もある のに、人類はまだそこまでには辿り着けて いないのです。 深海が最後の秘境と言われるゆえんです。 そんな深海調査をテーマにしたミステリー です。 深海調査機には海上でコントロールを行う 母船がペアとして存在します。その母船が 海賊に占拠されてしまい、ある脅迫を受け ます。 その脅迫の内容がこの本の大きなテーマに なっています。 海洋冒険好きにはたまらない一冊です。

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2021/09/12

海洋調査を専門とする日本海洋科学機関――通称JAOTEC(ジャオテック)のパイロット・夏海ら潜航チームは、天才科学者・奈良橋教授の開発チームとともに、潜水調査船「りゅうじん6500」に搭載された新型マニピュレーターの検証実験のため、フィリピン沖に向かう。だが、突如武装集団の襲撃に...

海洋調査を専門とする日本海洋科学機関――通称JAOTEC(ジャオテック)のパイロット・夏海ら潜航チームは、天才科学者・奈良橋教授の開発チームとともに、潜水調査船「りゅうじん6500」に搭載された新型マニピュレーターの検証実験のため、フィリピン沖に向かう。だが、突如武装集団の襲撃に遭い、母船が占拠、船員を人質にとられてしまう! 彼らの目的は、深海の沈没船に隠された、世界を変えうる力を持つ「宝」のサルベージだった。仲間の命を救うため、夏海は調査船に乗り込み、銃を突きつけるシージャック犯とともに、暗く蒼い海の底へと生死をかけたダイブに臨む

Posted byブクログ

2021/08/01

ん〜かもなく不可もなく…しかし、深海って凄いな。 いつか、マリアナ海溝の1番底の映像が見られる時がくるのかな??俺が生きてる間に見てみたいものだ…、

Posted byブクログ

2021/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

潜水艇を載せた船がシージャックされるエンターテイメント。 奈良橋教授のキャラに尽きる作品でした。 ただ主人公としては潜航艇のロボットアーム開発者の蒼汰と潜航艇の運転士の夏海になるのでしょうが、華が無さすぎです。 また、もう一人の主人公っぽい船長の江浜はさらに魅力のない感じです。 全てのマイナス面を奈良橋教授が一掃してくれていると思います。 サマ族って本当にあるようですが、その民族虐待があるのかないのか実情が良くわかりませんでした。 なので、せっかくサマ族の登場人物の視点もあったのだから、宝物の素性のヒントも含めて、そこを深掘りしてくれるともっと重厚な作品になったのではないかと思います。

Posted byブクログ

2020/10/20

密閉空間での戦いは文字通り息が詰まるくらいのスリリングな展開。敵陣営をよく観察するとラストのどんでん返しにが予想できるかも。どうやら前作があったっぽいのでそちらも読んでみたい。

Posted byブクログ

2020/09/24

緩急をつけた描写は真保先生ならではで引き込まれる。 緊迫した様子から始まり、実は訓練で、といった最初の部分や 敵と結託して打開するというようなところは真保節だなと思う。 ピンチなのにユーモアを込めたやり取りができたりするのもそうだ。 一点、フォークをサンドイッチの中に入れるという...

緩急をつけた描写は真保先生ならではで引き込まれる。 緊迫した様子から始まり、実は訓練で、といった最初の部分や 敵と結託して打開するというようなところは真保節だなと思う。 ピンチなのにユーモアを込めたやり取りができたりするのもそうだ。 一点、フォークをサンドイッチの中に入れるという大胆なことをしておいて 目の前で震えだしてしまうのはちょっとなと思ってしまった。 そこまで大胆な行動に出るべき局面ではまだなかったように思う。 ただ、最近の著書で度々感じるが、多分先生自身が 自虐史観をお持ちなのだと思う。 戦争はテロとは違うし、 現代日本人は確かに平和ボケしているかもしれないが 過去の日本人は死を恐れず戦ってきたと思う。 君等は可哀想、日本人は恵まれてるという感覚を日本人たちが持つのも違和感があった。 仲間が人質に取られて、外界とは遮断された状況で、というのは ホワイトアウトと似ているが、ホワイトアウトのような興奮は自分はいまいち得られなかった。

Posted byブクログ