きみのまちに未来はあるか? の商品レビュー
副題にある言葉「根っこ」が,これからは,本当に大切だなと思いました。市の図書館からお借りして読んだのですが,赤線引きまくりたくて,結局自分で購入しました。こういう結局買ってしまう本は,実は,結構あったりします(^^;) 本書の著者の一人である佐無田光先生は,金沢大学の先生で,...
副題にある言葉「根っこ」が,これからは,本当に大切だなと思いました。市の図書館からお借りして読んだのですが,赤線引きまくりたくて,結局自分で購入しました。こういう結局買ってしまう本は,実は,結構あったりします(^^;) 本書の著者の一人である佐無田光先生は,金沢大学の先生で,わたしも,金沢大学能登学舎でのバイトの関係で,しっかり講演を聴いたことがあります。 で,本書にも,金沢のこと(第3章)と,なんと私の地元珠洲市のこと(第4章)が取り上げられています。珠洲市では,わたしもちょっとだけ出入りしている金沢大学能登学舎というのを設置して,大人向けに里山里海を活かした講座(根っこの再発見と,起業につなげられるようなお手伝い)を開いてきました。2022年現在も,それは続けられています。そのおかげもあり,Iターンの若者達が結構住むようになりました。この様子は,少し前のNHKの「ひむバス」でも取り上げられていましたね。 地域のよさ(根っこ)をしっかり活かし,過疎のスピードにブレーキをかけ,人は少なくても活き活きした人々の暮らしが見える街ができるといいなあ。私も少しだけそのお手伝いができればと思いながら,これからも,NPOの活動に参加していきます。という決意表明でした。ちゃんちゃん!
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地域活性化の状況をまとめた本。中高生向けのため、読みやすい(ほんとにその年代が読むかはわからんが)。その地域の持つ本物の力、魅力を「根っこ」と呼び、それをその地域の人主体で探し学ぶ過程が重要、と。なるほど。 百姓、という言葉はいろいろな仕事をすることから、というのも面白かった。
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地域社会の根っこにあるものを考え抜く姿勢は、日本企業が自らの強みに気づく為の行為と同じ。 大切なのは持続可能な発展か急激な成長か、どちらを目指すかによって、スタイルは大きく異なることか。
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