読解力を身につける の商品レビュー
読解力を鍛えたい学生と著者が対談するかたちで進行する造りは前作「なぜ国語を学ぶのか」と同じ。この造りは、難解な文章表現をわかりやすくする事に一役買っている。 通して言われていたのは、段落毎に理解をする事。これから本を読むときには少しだけ注意してみよう。
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縮訳という考え方は初めて知った。確かにこれなら細切れかつ段階的に理解が追えるように思う。 仕事にも活用していきたい。
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要約→縮約→意見・論拠 縮約までできれば自分の意見が言えるようになる。自分の言葉で言えるようになることが、読解できたということ。
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【いちぶん】 希望なんて言っていいのかなという感じがするけれど、「下人の行方は、誰も知らない」には少し救いがあるような気がする。 (p.182)
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- ネタバレ
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「読解力って何?」の素朴な疑問に1つの答えを示してくれる本。 読解とは相手(書き手)の伝えたい「テーマ(主題)」「テーマ(主題)に対する意見」「根拠(理由)」を自分の言葉に置き換えて説明できること。 また、読解力のトレーニングの方法も具体的に紹介してくれている。 読解は、小段落→大段落→主題(テーマ)の順に考えていく。 自分で文章を書くときは逆で、主題(テーマ)→大段落→小段落の順で行う。 詳細も細かく本書の中で説明してしてくれている。 すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる」など、はっと思わせられ、深く考えてみたくなるようなコラムも載せられている。
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