幸せに気づく世界のことば の商品レビュー
世界中には様々な言語があり、その大半は問題なく他の言語に翻訳できる。 しかし中には他の言語にはない思想や価値観を含んでいるために翻訳出来ない言葉がある。 そんな言葉をピックアップして紹介している。 一気に全部読もうとするのは大変なので、パラ見して気になる言葉があればじっくり読む...
世界中には様々な言語があり、その大半は問題なく他の言語に翻訳できる。 しかし中には他の言語にはない思想や価値観を含んでいるために翻訳出来ない言葉がある。 そんな言葉をピックアップして紹介している。 一気に全部読もうとするのは大変なので、パラ見して気になる言葉があればじっくり読むのがいいかもしれない。 北欧の言葉が多かったけど、日本語も結構多くて嬉しかった。
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言葉が違っても”幸せ”は世界共通。言葉を見る事で「ああ、こういう事も幸せなんだな」と気づくことができます。 無印良品の書籍コーナーで見つけました。 表紙のさっぱりした印象とは裏腹にオリエンタルなイラストと共に世界の”幸せ”にまつわる言葉を旅する本です。 NDC 804
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著名なものから、マイナーなものまで ちょっとした紹介文がけっこう長めだから、じっくり読むのがオススメかも
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世界の人たちが持つ幸せの考えは、よく似ていました。あまり民族で差があるように思えません。 何となく、トルストイの『アンナ・カレーニナ』の一節、「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」を思い出させます。 もしかしたら不幸になる、幸福感を...
世界の人たちが持つ幸せの考えは、よく似ていました。あまり民族で差があるように思えません。 何となく、トルストイの『アンナ・カレーニナ』の一節、「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」を思い出させます。 もしかしたら不幸になる、幸福感を妨げる要因に民族の傾向があるのでしょうか。なかなか興味深いです。
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静寂、ヒュッゲなど知っていると思っていた言葉も、深く学ぶとより魅力を感じられた。「良いな」と思った言葉は、自分が大切にしたい価値観なんだろうと思う。ドイツ語で「森の孤独」を意味する言葉が特に好きだった。 幸せはつかみにいく以上に、身近にあることに気づくことが大切なんだと感じながら、絵に癒されながら読んだ。
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ウブンドゥ=ングニ・バンドゥー語。すべての人をつなぐ一致団結の絆。 セレンディピティ=英語。予期せぬ幸運な偶然。 幽玄=日本語。洗練、深遠または不可解なもの。
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メジャーから超マイナーまで、様々な言語から、幸せであること・よく生きることに関連する概念を示すことばを引いて解説した本。日本語からは”木漏れ日””生き甲斐””静寂”などが登場。 章立てが「家と場」「コミュニティと人間関係」「人格と心」「喜びとスピリチュアリティ」「バランスと落ち着き」と、それ自体がややイデオロギーっぽく感じなくもないけれども、まぁそう肩ひじ張らずに、ふーんいい言葉だねぇ・・と素直に感心しながら眺めるのがよいと思った。 イェレナ・ブリクセンコヴァというロシア生まれのイラストレーターの挿絵、そしてその魅力が最大限に生かされたブックデザインと印刷があっての本。 ペトリコール(英語)乾燥した暑い日が続いた後に降る雨の放つかぐわしい土の香り P027 抱きしめることは誰でもできるがCwtch(クチュ)はウェールズ人にしかできない P034 サバイ・サバイ(タイ語)快適、とても心地よい P051 フェルシュテーエン(ドイツ語)他者の立場に身を置くこと、 P103 ウィムジ―Whimsy(英語)風変わりでおちゃめな行動やユーモア、ちょっと理解不能なかんじ P115 (チェロキー族の民話・孫に助言を与える賢い祖父の伝説)あらゆる人の心には慈愛、思いやり、正義を体現する「よいオオカミ」と強欲、嫉妬、高慢を体現する「悪いオオカミ」がいると説く。孫が「でもおじいちゃん、どっちのオオカミが勝つの?」と問うと、祖父はこう答える。「お前がえさをやったほうだ。」
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