荷風と戦争 の商品レビュー
百足光生(ももたりみつお)著「荷風と戦争」(断腸亭日乗に残された戦時下の東京)、2020.3発行、435頁の大作です。①日本の軍隊:昭和5年、陸海軍25万人。昭和13年100万人突破、昭和16年には240万人超 ②東京都区部の人口:昭和5年489万人、昭和15年678万人、昭和...
百足光生(ももたりみつお)著「荷風と戦争」(断腸亭日乗に残された戦時下の東京)、2020.3発行、435頁の大作です。①日本の軍隊:昭和5年、陸海軍25万人。昭和13年100万人突破、昭和16年には240万人超 ②東京都区部の人口:昭和5年489万人、昭和15年678万人、昭和20年287万人 ③昭和8年7月より灯火管制 ④昭和17年10月、午後1時を13時に(軍隊風に)⑤昭和18年9月、上野動物園の猛獣毒殺の悲劇(空襲への備え)⑥昭和19年11月、東京への初空襲 ⑦昭和20年3月10日4時偏奇館焼亡す。
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「戦争」と「日記」つながり。 内容:作家永井荷風の「断腸亭日乗」の昭和15年から20年3月までの記録を元に戦時下の東京を描き尽くす。 「帝国図書館」つながり。 永井荷風の父、永井久一郎は初期に帝国図書館の館長をつとめ奮闘した。
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