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カラスは飼えるか の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    7

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2023/04/24

カラスの研究者である著者が、専門分野にとどまらない幅広い知識を広げてカラスや鳥や研究生活について面白おかしく語る。興味の湧いたところをパラパラと読んでいるうちに普段あまり考えたことのない鳥の世界が気になってきた。

Posted byブクログ

2022/11/05

作者のカラス愛があふれた1冊 表題とは少し離れた内容が主だったが 興味深く読み進める事ができた。 頭に最も残った事がカラスの味かも!!

Posted byブクログ

2021/09/30

本のタイトルになっているのは主題ではなく、もっと幅広い内容のことが網羅されている。コラム集。鳥好き、カラス好きでなくとも、身近な野生生物の生態については知っておくべき、なぜヒトのそばに生息することになったのか。ゴミを漁る単なる悪者ではなく、生態系の一部として彼らが担っている機能を...

本のタイトルになっているのは主題ではなく、もっと幅広い内容のことが網羅されている。コラム集。鳥好き、カラス好きでなくとも、身近な野生生物の生態については知っておくべき、なぜヒトのそばに生息することになったのか。ゴミを漁る単なる悪者ではなく、生態系の一部として彼らが担っている機能を知れば、付き合い方は俄然変わるはずだ。

Posted byブクログ

2021/08/05

屋上に洗濯物を干しに出たら、カラスがマヨネーズのチューブにくちばしを突っ込んで格闘中、ドアを開けたら振り向くカラスと目が合って、お互いがビックリ‼️ その日から、カラスの復讐?が始まりました 外階段にキッチリ並んだ折り鶴蘭の葉先、 3センチ程にちぎられた葉先が5~6枚横並びに階...

屋上に洗濯物を干しに出たら、カラスがマヨネーズのチューブにくちばしを突っ込んで格闘中、ドアを開けたら振り向くカラスと目が合って、お互いがビックリ‼️ その日から、カラスの復讐?が始まりました 外階段にキッチリ並んだ折り鶴蘭の葉先、 3センチ程にちぎられた葉先が5~6枚横並びに階段に! え?何?と足を止めて見ると、下の階段の踊場と門を行き来するカラスが、こちらを見ているし。 あれ?階段の手すりに飾ってある折り鶴蘭?見ると葉先がちぎられた跡が! えー‼️なによー!と叫ぶと、ピョンピョン嬉しそうに跳び跳ねるカラス。 3日程で止んだけど、カラスが葉先をちぎって、一枚づつ並べている姿を想像すると、可愛いやら、おかしいやら。 カラスの思考が知りたくてへ、この本を読みました。

Posted byブクログ

2021/05/16

この本は、タイトルにある「カラスの飼い方」の本ではありません(そもそも野鳥は飼ってはいけません)。さまざまな鳥を題材にしたエッセイとなっています。しかし、どんな鳥や文化、歴史の話をしていても、気が付けばカラスが出てくる内容に、著者のカラス愛が伝わってきます。巻末にあるカラス情報も...

この本は、タイトルにある「カラスの飼い方」の本ではありません(そもそも野鳥は飼ってはいけません)。さまざまな鳥を題材にしたエッセイとなっています。しかし、どんな鳥や文化、歴史の話をしていても、気が付けばカラスが出てくる内容に、著者のカラス愛が伝わってきます。巻末にあるカラス情報も圧巻です。

Posted byブクログ

2021/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 第1章  フィールド武者修行 第2章  カラスは食えるか 第3章  人気の鳥の取扱説明書 第4章  そこにいる鳥、いない鳥 第5章  やっぱりカラスでしょ! <内容> 新潮社のウエブ「考える人」連載を書籍化したもの。タイトルは、ウエブ連載時は「カラスの悪だくみ」から『カラスは飼えるか』に変わった。内容的に今までの「カラス」色は薄れてきたが、カラス愛をひたすら謳っている。巻末にはカラスに会える場所(東京23区に限る)やカラス本が紹介されている。ちなみにカラスを飼う話はでてこない。

Posted byブクログ

2021/02/27

カラスの本ではなく、カラス好きの人が書いたカラスのことも載っている本です。 線路に置き石したカラスが話題になったことがあるが、あれはイタズラではないそうだ。 線路の石の下にエサを隠してあって、取り出すのに石を退ける際にちょうど良い置き場所があったから置いただけとのこと。 htt...

カラスの本ではなく、カラス好きの人が書いたカラスのことも載っている本です。 線路に置き石したカラスが話題になったことがあるが、あれはイタズラではないそうだ。 線路の石の下にエサを隠してあって、取り出すのに石を退ける際にちょうど良い置き場所があったから置いただけとのこと。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/479063881.html

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2021/01/25

皆さんカラスは好きですか? 私の周りでは意外と結構人気がある この本も図書館で予約したが、長い時間待たされた そう、世間が思っている以上にカラスは人気者なのだ フフフ そう、もちろん私はカラスが好きである 見た目もなかなかカッコよいし、瞳は何とも愛くるしい ゴミの日に人の目を...

皆さんカラスは好きですか? 私の周りでは意外と結構人気がある この本も図書館で予約したが、長い時間待たされた そう、世間が思っている以上にカラスは人気者なのだ フフフ そう、もちろん私はカラスが好きである 見た目もなかなかカッコよいし、瞳は何とも愛くるしい ゴミの日に人の目を気にしながら近づいて来て、こちらがチラッと見ると目をそらす(笑) 「いいえ、何にも知りませんよ、私は…」みたいに… そして両足で軽やかにチョンチョンと跳んで離れる(重量感があるはずなのに軽快でリズミカルな感じもgoodなのだ) お互いわかっているのにこのやり取り! 毎回ニヤニヤしてしまう まずはタイトルでもある「カラスは飼えるか」 これは日本の法律上野鳥は基本的に飼ってはいけないことになっているので無理っぽい 固いことを抜きにあくまで「仮」で考えたとしてもなかなか難しく手ごわそうだ もう見た目からしてデカイし、いたずら好きでそれもかなりしつこい(人間が根負けするだろう)、ゲージなんてものは無意味だろうし、仮に家の中で飼ったらあらゆるものが破壊されるだろう 餌も難しそうである(十分なタンパク質とビタミン、ミネラルが必要) そして意外とヘタレキャラらしい 飛ぶために膨大なエネルギーを使うカラスのお食事は栄養価が高く消化が早いものを好むらしい ハイカロリーなジャンクフードや、ごはんやお肉などの炭水化物及びたんぱく質も大好きらしい そして生野菜はお嫌いのようで… ダイエットしている人からすると「ちょっとぉ、大丈夫?」と言いたくなるだろう 今度マクドナルドに誘ってみたい(なーんて) 「観察して予測を立てて行動する」こういった知的能力の高さがある一方、 意外にも「目に見えたものがすべて」という女子からするとまるで無神経な男子の性質みたいな一面もあるらしい(男子の皆さんあくまでも一部の一性質をお持ちの男子という限定ですのでどうぞ気を悪くなされないでください) 他の鳥が自分のえさをかっさらった場合、かっさらった瞬間を見逃してしまうと、餌のあったところばかり探すらしい(盗まれたかも…という想像力はない) そして鏡に映った自分にケンカを売る カラスの賢さはさんざんTVの実験などでも見てきたが、意外とお利口じゃない部分が面白い またカラスは自分の動きに反応するものに敏感らしく、つまり人間がジーっとカラスを目で追っていると「自分は狙われている」と判断するらしい カラス好きの私はついジーっとカラスを見てしまうのだが、もしかしたらこれは彼らにとって最高にストレスなんじゃないだろうか ごめんなさい でも好きだから見ずにはいられないの…♡ もっと遠くから見るようにします カラス以外のテーマが多くて、あれ?という部分も… まぁ、猛禽類もインコも鳥全般が好きなのでそれなりに楽しめたからいいけど 期待していたほどカラスの生態がわからなかったのは残念かなぁ 植物も動物も食べ、自然界の食物連鎖に大きく貢献しているカラス そして死骸を食べてくれる街のお掃除屋さん(スカベンジャー)なのだ 決して悪者ではないし、彼らはただ一生懸命生きているだけなのだ もっと感謝を以って仲良く共存したいものだ

Posted byブクログ

2020/12/13

著者は、京都大学卒、カラスの行動を専門に研究している教授。 さて、この本の面白いところは、カラスの行動を一般の人にもわかりやすく例えて 解説してくれるので、カラスをとても身近に感じる素晴らしい本である。 私が過去経験した2件のカラス騒動もこの本を読むことで理解できた。 先ず1件...

著者は、京都大学卒、カラスの行動を専門に研究している教授。 さて、この本の面白いところは、カラスの行動を一般の人にもわかりやすく例えて 解説してくれるので、カラスをとても身近に感じる素晴らしい本である。 私が過去経験した2件のカラス騒動もこの本を読むことで理解できた。 先ず1件目は、カラス糞を肩に落とされちゃった事件。 それは、朝早い通勤途中の都心部の歩道でのこと。 偶然、電線に止まっているカラスに気が付かずに下を通っていたら、 カラス糞が肩に直撃、『うわー、スーツが臭いよ~』と大騒ぎ。 幸いシミは落とせたので、その後、使用できたが、あれにはまいった。 本書では、その解説として、決してカラスは狙っていないが、 電線から飛び立つ時とか、下に人間が通過したときに、少し緊張するみたいで それで、糞を落とすことがあるらしい。まあ、運(フン?)が悪かった。 そして、二件目が怖かった。 同じく朝の通勤時間。ゴミ置き場の近くを通過した時に、 後方から羽ばたきの音がしたと思ったら、なんと、カラスが足でキックしてきた。 これにはビックリした。少し頭をかすめて、声を出してしまった。 その原因を本書では解説している。 カラスの雛が近くにいた、可能性がある。 臆病のカラスだが、雛も守るために攻撃してくることがあるらしい。 この2つの事件を解説してくれた、本書はカラス好きには たまらない本であることは間違いない。 カラスの行動が少しでも気になる人にはオススメの本である。

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2020/12/24

このような生物学の本を読むのは始めてだった、面白くてまた読みたいと思った。 カラスは集団で生活していて、その中で順位が付けられるので、第一印象をつけるため声や見た目を工夫する必要がない。 また、~ができて生き残ると生まれた子も引き継ぎ、それが主流になるや、偏食によって食べ物の争い...

このような生物学の本を読むのは始めてだった、面白くてまた読みたいと思った。 カラスは集団で生活していて、その中で順位が付けられるので、第一印象をつけるため声や見た目を工夫する必要がない。 また、~ができて生き残ると生まれた子も引き継ぎ、それが主流になるや、偏食によって食べ物の争いを避ける生物など様々で面白いなと感じた。

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