21世紀を生き抜く「考える力」 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
リカレント教育も、子どもの教育も、私の現在の興味のど真ん中なので興味深く読んだ一冊。 大前氏とオズボーン氏の対談も示唆に富んでいて面白かった。やはり、自分も学んでアップデートしていきながら子供との学びを楽しめるような環境づくりをしたいと感じた。 後半はインターナショナルスクール、プログラミングスクール、国際バカロレア導入校の紹介だったが、個人的に面白かったのはインターナショナルスクールの章。何となくオランダの柔軟な教育システムが良いな、イエナプランなどが面白そうだなと感じていたが、歴史的な教育手法の研究内容(学校学習モデル、完全習得学習モデル、個別化教授モデル(PSI))や、それらを踏まえて今出てきているパーソナライズドラーニングやアダプティブラーニングというキーワードも知らなかったので勉強になった。 21世紀を生きる子供たちには、必要な知識を効率よく取得し、教室ではより多くの時間を対話やクリエイティブな活動に割くことが求められているし、それらを可能にするための学習をしなければいけない、という点に納得。教育も習得→アウトプットまでのサイクルを早く、たくさん回す時代なんだなと認識。これはリカレント教育でも同じだと思った。 また、インターナショナルスクールでのメリットデメリットと、デメリット回避法について記載があったのも、あまりそのような情報に触れたことがなかったので面白かった。
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<目次> はじめに21世紀を生き抜く考える力とは 第1章21世紀を生き抜く学びの必要性 第2章21世紀を生き抜く学び(リカレント、STEAM) 第3章21世紀を生き抜く国際バカロレア教育の広がり 最近大前氏が、話している内容のこと
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