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柊木さんちの絆ごはん の商品レビュー

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2020/06/16

すみかと瑛太のゆったりしたペースの、ほんわかした雰囲気のある恋が幸せな気分にさせてくれる本。料理をしていて楽しそうなすみかを見ていると、すみかがおばあちゃんのレシピノートを見つけたのは運命だったのかも。と思う。楽しく作った料理をみんなで食べる。見ていてほっとする光景だった。

Posted byブクログ

2020/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主役二人がこの時代では絶滅危惧種ではなかろうかと思うほどピュアだったものだから、読んでいて非常に眩しい思いをした。 直視できない眩さ。 この方たちは本当に平成(いやタピオカ流行っていたから令和か)の大学生さんか。 キャンプでお泊りデートになった時も、てっきりそういう展開になると思っていたら、普通に星空眺めて終わったから、自分の汚さを目の当たりにもしたぞ。 何だろう、全体に昭和の匂いを感じる。 お付き合いに至る流れもそうだし、同棲に当たって親の了承得るあたりとか、若くして既に結婚を視野に入れているところとか。 古きよき昭和の香り。 これがおばあちゃんのレシピ効果か。 と言いたいところだが、ハイカラな祖父の影響もあり、おばあちゃんが残したレシピは和風一辺倒ではない。 最初こそ焼きうどんにちらし寿司とまさにおばあちゃんなメニューできていたところに、いきなりのガンボスープ。 いや、初耳のスープなんですが! 昭和感を吹っ飛ばすおばあちゃん、恐るべし。 おばあちゃんのレシピは万能なのだ。 基本一季節に一話(で終わらない時は持ち越す)でコンパクトにまとまっていて読みやすい。 展開もとんとんと進むので読んでいて小気味よい。 アルファポリスでの掲載のまま書籍化したという感じなのか。 WEB小説ならではのテンポのよさという気がする。 出てくる料理はご覧の通り、和風から洋風なんでもござれで美味しそう。 作り方も丁寧に書かれているので、再現もできそう。 空腹時に読むのは結構辛いものがある。 料理にもほっこり、ピュアでラブラブな二人にもほっこり。 (あまりにすらっと恋人になってラブラブになったから、修羅場の一つもないのかなと思ったら、一応ベタな展開はあって、何故か安心した) 心洗われる作品だった。 己の醜さが浮き彫りにされる作品だったというか……ピュアだぞ、気を付けろ。 なお、ヒーロー君がうちの親戚筋の某君にそっくりで、そういう意味でも非常にこそばゆい思いをしたことを告白しておく。 あの主人公好きすぎるところ、本当にそっくり。 別の意味で照れたぞ。

Posted byブクログ