図書室のバシラドール の商品レビュー
図書室のキリギリス、図書室のピーナッツに続く第3段。 キリギリスでは詩織が学校司書として馴染むまで、ピーナッツでは学生のレファレンスに応えるという章ごとにお話が変わる印象があった。 今回のバシラドールでは、ビブリオバトルに始終して話が進められている。合間に山村さんとのやり取りも挟...
図書室のキリギリス、図書室のピーナッツに続く第3段。 キリギリスでは詩織が学校司書として馴染むまで、ピーナッツでは学生のレファレンスに応えるという章ごとにお話が変わる印象があった。 今回のバシラドールでは、ビブリオバトルに始終して話が進められている。合間に山村さんとのやり取りも挟まれる。 学問が難しい表現になっているのは普遍化のため いろいろな場面に共通し、応用出来るようにするため
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図書室シリーズ最新刊。 バシラドールって何?とうっかり先に検索してしまいそうになってたけど、これはとても重要な意味を持つ語になるので、同じ衝動にかられた人は検索せず読み始めてほしい。 メディアリテラシーについての話もとても興味深く読んだ。この言葉については、割と早い時期から馴染んでいた方だとは思うが、これを教育の現場に持ち込むのはなかなか難しそうなので、一つの具体例として読んでみるのも良いかもしれない。 今回も、様々な本が登場するので、読書案内として読むことも出来ると思う。
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136シリーズも早3作目で主人公の成長も着実に伺え、次回正式雇用での活躍にも期待。たくさんの作品が紹介されていて楽しかった。因みに今年の136作品目でした
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高校生のビブリオバトルは楽しそう! 小学生にはちょっと難しく、中学生だと照れやら何やらありそうだし、高校生はいいなぁ。 自分もやってみたいけど、公共図書館なんかだとすごい人ばかり?と気後れしそうだし、、、 まずは見学からチャレンジしたいな。 図書室でのランチタイム講演会もよい。...
高校生のビブリオバトルは楽しそう! 小学生にはちょっと難しく、中学生だと照れやら何やらありそうだし、高校生はいいなぁ。 自分もやってみたいけど、公共図書館なんかだとすごい人ばかり?と気後れしそうだし、、、 まずは見学からチャレンジしたいな。 図書室でのランチタイム講演会もよい。 学生時代、ただ本を借りるために出入りしていた図書室、もっともっといろんな情報発信の場として頑張って欲しい。
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図書館のキリギリス、図書館のピーナッツ、図書館のパシラドールという三作目にあたります。本好きにしか刺さらない図書館ミステリー?です。ミステリーという程考えこませるところは有りませんが、僕は謎とかあまり好きでは無いので、司書成長物語として純粋に好きです。 司書資格のない状態で学校司...
図書館のキリギリス、図書館のピーナッツ、図書館のパシラドールという三作目にあたります。本好きにしか刺さらない図書館ミステリー?です。ミステリーという程考えこませるところは有りませんが、僕は謎とかあまり好きでは無いので、司書成長物語として純粋に好きです。 司書資格のない状態で学校司書を務めている詩織の成長と、図書館、図書室がふんだんに出てくる、本萌えとしてはうれしい本なのです。 色々な実在の本も沢山出てくるし、登場人物たちも本に対して一家言あり、この空間に自分も居たいなあと切に思う次第です。 高校時代にこんな風に本に接する機会が有ったら楽しかったろうと思います。 やはりいいなあ司書の仕事って。ほんと憧れの職業です。
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司書資格を持っていない「なんちゃって司書」の詩織が、通信制の司書資格講座を受講するところから物語は始まる。 個人的に司書資格の講座が気になっていたので、勉強の仕方としても参考になった。 学校の授業や生徒たちとどう関わっていくのか、司書の専門性をどう活かしていくのか、学校司書ならで...
司書資格を持っていない「なんちゃって司書」の詩織が、通信制の司書資格講座を受講するところから物語は始まる。 個人的に司書資格の講座が気になっていたので、勉強の仕方としても参考になった。 学校の授業や生徒たちとどう関わっていくのか、司書の専門性をどう活かしていくのか、学校司書ならではの悩みがあるんだなぁ。 でも、イベントを企画したり、ノートを通して交流したり、直原高校の図書室は楽しそう!
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ある意味、理想的な学校図書館のあり方だなぁ。 教科と教科をつなぐ図書館。 メディアリテラシーを楽しく勉強できる図書館。 生徒発信で企画が実行される図書館。 こんなに学校の中で存在感を発揮できている図書館、 なかなかない。これ、理想。
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司書課程に図書館実習ビブリオバトルと図書館好きには外せないネタばかり。そのわりにはあまりページが進まなかった。
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シリーズ三作目。 今回は、大隈くんが夏休みに父親と喧嘩をして家出をしてしまう。彼のインスタの投稿を元に、詩織、小枝ちゃんらは彼の居場所を推理する。 オークマパパもなんだかお茶目で素敵な人だ。 今作では、ビブリオバトルなる、生徒たち数人が制限時間内にお...
シリーズ三作目。 今回は、大隈くんが夏休みに父親と喧嘩をして家出をしてしまう。彼のインスタの投稿を元に、詩織、小枝ちゃんらは彼の居場所を推理する。 オークマパパもなんだかお茶目で素敵な人だ。 今作では、ビブリオバトルなる、生徒たち数人が制限時間内におすすめ本をプレゼンし、質疑応答をした上で、読みたくなった本を最後に多数決をして勝敗を決めると言うもの。 生徒たちがまた生き生きとしてて、プレゼンも堂々としていて上手いんだよな。こういう学校も実際あるのかな? そして、作者の本への愛情を強く感じるシリーズだ。小説、エッセイ、漫画。様々な本を登場人物たちのセリフに上手く入れ込んで紹介してくれる、「本好きのためのお得なシリーズ」とも言える。 しかし、山村さんとの関係はどうなったんだろう。気になる。
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大隈くんのエピソード、詩織の資格試験の話はとても面白かったんですが、後半のビブリオバトルにやや疲れてしまいました…
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