緋色の残響 の商品レビュー
再読書。 羽角親子がとても好き。 何度も伏線が回収されるため、その度に胸が幸福感でいっぱいになる。
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2008年日本推理作家協会賞受賞作「傍聞き」で、40万人超の読者を魅了したシングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月。 そのコンビが全編の主役を飾る連作短編集が、多くの期待の声に応え遂に刊行! 「ザ・ベストミステリーズ2019」に選出された表題作を筆頭に、短編ミステリー作家として不動...
2008年日本推理作家協会賞受賞作「傍聞き」で、40万人超の読者を魅了したシングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月。 そのコンビが全編の主役を飾る連作短編集が、多くの期待の声に応え遂に刊行! 「ザ・ベストミステリーズ2019」に選出された表題作を筆頭に、短編ミステリー作家として不動の地位を築く著者の手腕が存分に発揮された5編。
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黒い遺品 翳った水槽 緋色の残響 暗い聖域 無色のサファイア 短編5つ 内容は、刑事の啓子と娘の菜月の周りで起こる事件 つか、周りで事件起こりすぎやろ。 翳った水槽にいたっては メダカの習性がわからない私には ラスト自白した理由がよく分からなかった スラスラ読めたけど、この話がすごく良かった! と思うほどの話がなかったのが残念。 この作家さんの本は面白いのに、 いつも内容を忘れてしまう。 その証拠に今回の親子が「傍聞き」と「赤い刻印」に 出てたらしいのに、まったく覚えてないわ〜
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短編集「傍聞き」のシングルマザー刑事と娘がコンビの5話短編集。犯人の思いや人間模様に寄り添うように真実を辿ってく。啓子と菜月の関係も微笑ましいし、「傍聞き」で小学生だった菜月が高校受験を控える中学生に成長していた。読みやすくて面白かった。
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短編集『傍聞き』から登場しているシングルマザーの刑事・啓子と、新聞記者志望の娘・菜月の母娘の成長もかんじられる作品 娘・菜月のまわりで事件が多発しすぎで、「名探偵コナン」みたいと言いたくなるけど、それもご愛嬌 ひとつひとつの事件が繊細で、読者を惹きつけてる
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「傍聞き」の葉月ちゃんが勘の鋭い中学生になってました。 警察の捜査の仕方は本当のところ分からないし、毎回そう上手く気づけるものか疑問も残りますが、葉月と啓子がどうやって犯人を絞ったのかその過程が面白かった。
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強行犯係の刑事にして一人娘の母親でもある羽角啓子。中学生の娘、菜月の将来の夢は新聞記者になることだ。そんな菜月がかつて通っていたピアノ教室で、女子生徒が急死した。死因は食物アレルギー。不慮の事故かと思われたが、菜月のある行動によって真実が明らかに(表題作/『推理小説年鑑 ザ・ベス...
強行犯係の刑事にして一人娘の母親でもある羽角啓子。中学生の娘、菜月の将来の夢は新聞記者になることだ。そんな菜月がかつて通っていたピアノ教室で、女子生徒が急死した。死因は食物アレルギー。不慮の事故かと思われたが、菜月のある行動によって真実が明らかに(表題作/『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2019』選出)。45万部超ヒット作『傍聞き』で圧倒的な存在感を放った母娘コンビが、身の回りで起きた事件の真相に迫るシリーズ第一弾!
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「黒い遺品」「翳った水槽」「緋色の残響」「暗い聖域」「無色のサファイア」 5話収録の短編集。 強行犯係の刑事・羽角啓子と中学生の娘・菜月が身近で起きる事件を解決して行くミステリー。 施錠していない担任の部屋に無断で上がりこんだり、冤罪を信じて友人達と勝手に捜査してみたり、菜月...
「黒い遺品」「翳った水槽」「緋色の残響」「暗い聖域」「無色のサファイア」 5話収録の短編集。 強行犯係の刑事・羽角啓子と中学生の娘・菜月が身近で起きる事件を解決して行くミステリー。 施錠していない担任の部屋に無断で上がりこんだり、冤罪を信じて友人達と勝手に捜査してみたり、菜月の有りえない行動に首を傾げつつも、その素直で物怖じしないキャラと新鮮なトリックで軽快に読む事が出来た。 登場人物が少ない事もあり犯人の目星はすぐに付く。 重厚なミステリーを期待すると物足りないけれど、気軽にミステリーを楽しみたい方にはオススメ。
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長岡さんの本はいつも研ぎ澄まされてスマートな文体が心地よく、着地も唸るものが多いのだが、 本書の2話目、結末が分からず... だれかネタバレ(というか、ちゃんと最後まで読んだ!何度も読み返した!!)してください。 ほかのはスッキリ読み終えたんだが...
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*「傍聞き」の母娘コンビの連作短編集。刑事であった夫が殉職後、強行犯係の刑事として、また一人娘の母親として日々を過ごす羽角啓子。中学生の娘・菜月の将来の夢は、新聞記者になることだ。菜月もかつて通っていたピアノ教室で、生徒がレッスンの休憩中に急死した。死因は食物アレルギー。不慮の事故と思われたが、犯人の存在が浮上する。菜月のある行動が導いた真実だった―* 短編ですが、読ませます。相変わらず事件遭遇率の高い中学生の菜月の鋭さが鮮やかです。こんな中学生いるの?などと突っ込まず、そのまま楽しむのがお勧め。 が、個人的には、メダカの謎解きがどうしてもわからず、消化不良・・・
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