乗務員室からみたJR の商品レビュー
土木工学科出身で、鉄道会社の就職を考えてたこともあって懐かしい気持ちになった。分野は違えど同じインフラの維持管理の仕事をしているので、仕事に対する姿勢を学ぶことができた!
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自分は鉄道や列車に詳しくないが、普段お世話になっている裏側を少し知り、もっと興味を持とうと思った。そして毎日遅延なく安全運行してくださる各鉄道会社と関係会社の方々、特に現場の方々に感謝したいと思った。
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技術職から高崎線の車掌に転じ、英語アナウンスの導入で「英語車掌」と異名を取ったこともある、元JR職員による本。鉄道の運行や保守など、裏側の苦労と自身の想いを語る。 かなり分かりやすくかかれていてサッと読める。過去の大事故から得た教訓で仕組みや設備を改良し、現在の安全に繋げている...
技術職から高崎線の車掌に転じ、英語アナウンスの導入で「英語車掌」と異名を取ったこともある、元JR職員による本。鉄道の運行や保守など、裏側の苦労と自身の想いを語る。 かなり分かりやすくかかれていてサッと読める。過去の大事故から得た教訓で仕組みや設備を改良し、現在の安全に繋げているなども。 私事だが、本書で忘れ物への対応の仕組みや、忘れ物をしないための心得などが書かれていた、にも関わらず、この本を電車内(JRではなく千代田線)に忘れてきてしまい、忘れ物センターのお世話になる羽目に。慌てていたり、疲労からボーッとしていてはいかんと改めて実感させられた一冊。
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高卒でJRに入社し、保線社員として5年?6年?働き、その後車掌試験に合格して車掌として11年働き、2019年3月に退職した著者による、経験談。仕事への向き合い方。 この人は今youtubeとか?やっているらしいが、おれは何も知らないし、あと正直、英語を使う車掌さんってどうなん...
高卒でJRに入社し、保線社員として5年?6年?働き、その後車掌試験に合格して車掌として11年働き、2019年3月に退職した著者による、経験談。仕事への向き合い方。 この人は今youtubeとか?やっているらしいが、おれは何も知らないし、あと正直、英語を使う車掌さんってどうなんだ、と思ってしまったり…(京王線で英語を流暢?に使う車掌さんがいるけど、なんか聞いている方が恥ずかしくなってしまう。正直朝の通勤時間帯に英語でアナウンスして何の意味があるんだろう、おれだったら絶対やんないけど…)、それからおれも別職種にいたけど、元いた職場の内部にも関わる話で本にまでしてしまうというのはどうだろう、とか、もっとベテランの車掌さんもいるだろうに、その人が読むことを考えると恥ずかしくはないのかとか… というような感じで、ひねくれてるおれはマイナスからこの本を読み始めたのだけど、いや、わりと内容自体も分かりやすくて面白いし、たぶんこの著者の人柄が、純粋で良い人で憎めない、というたぶん愛されキャラ?みたいな人なんだろう、とおれの中で消化されると、わりとこの本良いんじゃないか、と思えてくるようになった。実はこの著者はおれと同じ年なんだけど、むしろこういう生き方を見習いたいとすら思った。確かに10年以上働けば本にしてもいいのかなあ、とかも含めて(おれは5年くらいだったし)。あと意外と英語の話は出てこないことが逆に良かったかも。 その人柄が現れているエピソードがいくつかあるが、その1つは、JR東日本にどうしてもしたくて「実際に近くのJRの路線に乗り、現役乗務員に『どうすればJR東日本に入社できますか?』と質問していった。」(p.16)というもの。いくら高校生の頃だったからといって、絶対おれこんなこと出来ない、と思う。最後の乗務の時に仲間から色んなことをしてもらった、というエピソードも、この人の人の良さを表している。(ただ結局、退職後何をされているのかは、この本だけからではイマイチよく分からないけど、いつまでも「元JR車掌」で経験談を語り続ける訳にはいかないだろうから、是非新しい観点で本が出たら面白いかもなあと思った。) 最後に、内容面では「忘れ物が多いと自覚している人は、最後部車両に乗ることをお勧めする」(p.133)ということで、もちろん絶対ではないけど、忘れ物の捜索は最後部車両だったらすぐに出来るかもしれない、という話は納得した(確かに電車が動いているのに車掌さんが捜索できる、というのは普通ないよなあ)。それから、「車内でSOSボタンが扱われた際」の車掌のアナウンス。「具体的な指示をする」というのは教員の仕事の基本なので、「自分の思い通りに動けないのであれば、自分の説明不足だと反省しなくてはならない。」(p.167)というのは納得した。 内容は分かりやすく、一気に読めてしまう分量で、そんなにマニアックではないことを考えると、鉄道での仕事を切り口にした、キャリアガイダンス的な本として捉えるといいかもしれない。高校生とか、安全とかが求められる職種への就職を考えている人とかが読むにはちょうどいいんじゃないかと思い、意外と良い本だったと思う。(20/01/30)
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元車掌さんのお話、とてもおもしろかった。 いつも使う私鉄の運転手さんは手を振ると結構な確率で手を振り返してくださったり、警笛を鳴らしてくださったりするのでとても嬉しく、有り難い。 鉄道各社の従業員さん方が頑張ってくださるおかげで本当に安心して電車に乗れます。皆さんどうもありがとう...
元車掌さんのお話、とてもおもしろかった。 いつも使う私鉄の運転手さんは手を振ると結構な確率で手を振り返してくださったり、警笛を鳴らしてくださったりするのでとても嬉しく、有り難い。 鉄道各社の従業員さん方が頑張ってくださるおかげで本当に安心して電車に乗れます。皆さんどうもありがとうございます!こちらも安全運行が出来るように黄色い線の内側歩くとか、駆け込み乗車しないとかルールを守って利用します。
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