ネッシーはいるのか? の商品レビュー
不思議なこと、恐ろしいこと、人間では到底理解できないようなことを体験した人がたくさんいます。しかし、それは本当にあったことなのでしょうか?もしかしたら、その人の勘違いなのかもしれません、でももし本当のことだったら? *** 海外で起った不思議な話や、都市伝説や、UMAなどに...
不思議なこと、恐ろしいこと、人間では到底理解できないようなことを体験した人がたくさんいます。しかし、それは本当にあったことなのでしょうか?もしかしたら、その人の勘違いなのかもしれません、でももし本当のことだったら? *** 海外で起った不思議な話や、都市伝説や、UMAなどについて書かれた本。怖い話もあったが、不思議話の方が多かった印象。 怪談本や物語では無く、実際にどこそこにこういうことがあったというのを紹介している本となる。聞いた事がある話、初めて聞く話、聞いてはいたがそういうことだったのか、という話がそれぞれ3分の1ずつぐらいだったかなぁ、というところである。 面白かったのは、「予知夢」の話。いい方向にはたらいた予知夢と良い方向にはたらきそうだったのに、周りの理解が得られないが為に悪い方向に向かってしまった話とがそれぞれ紹介されていた。なんで周囲の人は信じられなかったんだ、とも思うが、いきなり「搭乗予定の飛行機が落ちます、夢で見ました」といわれても信じる方が難しいか……。しかし信じていれば助かったのだから、なかなかやるせない話だ。 本自体は読み物として面白い一冊だったが、一つ気持ち悪い話があったので要注意。あと、一番最後の陰謀論の話もちょっと好きじゃない。実際にあったことを伝える本なので、事件自体をぼかしたり、湾曲できないのはわかるが、あのテロ事件を陰謀論がどうとかで持ってくるのはちょっと嫌な気分になった。これはまあ個人的な感情なので、ぶつくさ言っても仕方ないのだけれど、遺族の事を思うとかなり腹が立ったかなぁ。
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