わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために の商品レビュー
最近流行りのウェルビーイング系の本を探していて 手に取った本。 古くは、前野先生が「幸福学」って言ったりしていましたが、 そこからかなりのブームになってきた感があります。 ※「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方 https://booklog.jp/user...
最近流行りのウェルビーイング系の本を探していて 手に取った本。 古くは、前野先生が「幸福学」って言ったりしていましたが、 そこからかなりのブームになってきた感があります。 ※「幸福学」が明らかにした 幸せな人生を送る子どもの育て方 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4799323164#comment ただ、この本は残念ながら、自分の趣味嗜好とちょっと違ったみたい。 なので、この本がダメという訳ではないが、 自分の求めている元とは違ったということ。 とは言え、タイトルにあるように 主語をI(わたし)ではなく、We(わたしたち)で、 ウェルビーイングを考えてみよう、など 新しい視点があったのも事実。 でもやっぱり、守備範囲を広げすぎてる感も否めない。 だから評価が難しいのですが、 自分の価値観が変わったころにまた読んだりすると、 感じることも違うのかもしれません。
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社会的動物らしくしようよってことかな 徒党を組んでも幸せになれないじゃないか!なら私個人が!ってなってしまう原因(資本主義システムと経済停滞、ICTの盲目的利用など)にもメスを入れる必要がある気がする。「わたしたち」でいたとして、それでも旨みが回ってこない層へのケアをもう少し考え...
社会的動物らしくしようよってことかな 徒党を組んでも幸せになれないじゃないか!なら私個人が!ってなってしまう原因(資本主義システムと経済停滞、ICTの盲目的利用など)にもメスを入れる必要がある気がする。「わたしたち」でいたとして、それでも旨みが回ってこない層へのケアをもう少し考えてみたいと思った。 まあ何にせよウェルビーイングがバズワード化し、それ自体が注意経済・資本主義に組み込まれないことを願うばかりです。
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近年、社会的な注目を集めつつある”ウェルビーイング”。この概念の発祥地である西欧の個人偏重型とも異なり、個人間の関係性を重視するような日本特有の”ウェルビーイング”について考察しつつ、その実践をさまざまな観点からの考察をもとにまとめた多面的な論考集が本書である。 実践のためのア...
近年、社会的な注目を集めつつある”ウェルビーイング”。この概念の発祥地である西欧の個人偏重型とも異なり、個人間の関係性を重視するような日本特有の”ウェルビーイング”について考察しつつ、その実践をさまざまな観点からの考察をもとにまとめた多面的な論考集が本書である。 実践のためのアプローチは、IT・情報技術、人と人とのつながり、法律・社会制度など多岐にわたっており、特にIT・情報技術を用いていかに人々に対して自己効力感などを自然に与えるか、というような介入の研究アプローチは、自身が知らないものもあり、面白く感じた。 また、ラストは実際に著者らが行なっている”ウェルビーイング”を考え、そのためにアクションを起こすためのワークショップの方法論やワークシートが取りまとめられており、こちらも”ウェルビーイング”を市民社会で実践するための一手法として有意義であるように思う。
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わたしではなく、あいだの関係や、わたしを超越したわたしたちのウェルビーングを考える。それは日本的なウェルビーング、「和」としても見れる。 わたしではなく、わたしたち。弱さを引き出したり失敗を認める環境を作ったり、ネットワークをつくったり、目指すためのさまざまなアプローチは参考に...
わたしではなく、あいだの関係や、わたしを超越したわたしたちのウェルビーングを考える。それは日本的なウェルビーング、「和」としても見れる。 わたしではなく、わたしたち。弱さを引き出したり失敗を認める環境を作ったり、ネットワークをつくったり、目指すためのさまざまなアプローチは参考になる。特に弱いロボットは示唆がある
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日本の子どもたちの精神的ウェルビーイングがまずい!ということで、ウェルビーイングについて色々と調べる中で出会いました。各章の切り口が大変興味深かったです。 「絆」の息苦しさは、職業柄なかなか人に明かせずに苦しんでいた部分で少し胸が軽くなりました。 途中で出てきた「ウェルビーイング...
日本の子どもたちの精神的ウェルビーイングがまずい!ということで、ウェルビーイングについて色々と調べる中で出会いました。各章の切り口が大変興味深かったです。 「絆」の息苦しさは、職業柄なかなか人に明かせずに苦しんでいた部分で少し胸が軽くなりました。 途中で出てきた「ウェルビーイング向上のために他者が介入する際の6つの留意点」は、学校教育における教師の関わりの留意点とほぼイコールだと思います。
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東アジアに住むわたしたちのウェルビーイングは、個人としてだけでなく私達としてのウェルビーイングもあるよねという本。 ウェルビーイングを考えるにあたり、医療の面からだけでは足りないだろうなと感じていた。この本、執筆者が様々な領域から多彩な方々が書かれていてとても読んでいて楽しい。身...
東アジアに住むわたしたちのウェルビーイングは、個人としてだけでなく私達としてのウェルビーイングもあるよねという本。 ウェルビーイングを考えるにあたり、医療の面からだけでは足りないだろうなと感じていた。この本、執筆者が様々な領域から多彩な方々が書かれていてとても読んでいて楽しい。身近でもこうやってごちゃ混ぜでワイワイ考える機会があるといいなあ。
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ウェルビーイングはすでに使われて久しい概念だが、あくまで個人差がありながら、その個人のためにどういう働きかけが必要かというところに重点が置かれてきた。一方で、アジアの儒教的な、禅の概念、神道の概念などからすれば、個人の幸せ=すべてではないということから、他人との関わり合い、つまり...
ウェルビーイングはすでに使われて久しい概念だが、あくまで個人差がありながら、その個人のためにどういう働きかけが必要かというところに重点が置かれてきた。一方で、アジアの儒教的な、禅の概念、神道の概念などからすれば、個人の幸せ=すべてではないということから、他人との関わり合い、つまりわたしたちが享受する個人としてのウェルビーイングに焦点を当てている点が新しいと言えよう。個人の努力で成功を掴むイメージしかない欧米に対して、中国や日本では福という単語を使う通りラッキーなもの、つまりは行いが良かったから引き寄せられたものと捉える。ウェルビーイングを身体的にも精神的にも、そして社会的にもよい状態を指すという定義で見たら、より深く人間を理解することができる。子どもが絵を描くのが好きだったとして、その子どもに絵を描いたらご褒美をあげるというと、途端に絵を描くことをやめてしまうという。つまり、何かの報酬を見合いにした段階で、目的から手段に変わってしまうのでゾーンに入って、ただその行為の為だけに集中するというウェルビーイングな状態ではなくなってしまう。会社でもそういう側面があるはずで、自分自身が報酬の為だけにやっているわけでもない部分が大きいのが日本企業の特徴で、ジョブディスクリプションに入っていないことでも、社会的な意義や会社全体に意義があれば喜んで時間を使うはずだ。 よって、社会に目を向けてみると、シェアなどを前提としたコミュニティを中心とした一つの生活圏ができ、その中でお互いを助け合いながらウェルビーイングを保つ仕組みができていきそうだとしている。確かに、能や日本の芸能は、ある種ひとりでは完成しない、他人との関わり合いで作品を作っていくものが多い。ウェルビーイングを相対的にロジックとして捉えること、私にとってのウェルビーイングとは何かをワークショップ的に考えることでより可視化できるのは間違いなさそうだ。
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自分がウェルビーイング(幸福感)を感じる瞬間を3つあげよ! と冒頭にあって、私は、 ①風呂上がりに、アイスを食べながら扇風機にあたっているとき ②ゴルフでナイスショットがでたとき ③読書について仲間と見解を深めているとき とあげました。 仕事がでてこない・・・。仕事は自分的には...
自分がウェルビーイング(幸福感)を感じる瞬間を3つあげよ! と冒頭にあって、私は、 ①風呂上がりに、アイスを食べながら扇風機にあたっているとき ②ゴルフでナイスショットがでたとき ③読書について仲間と見解を深めているとき とあげました。 仕事がでてこない・・・。仕事は自分的には超やりがいのある、最高の仕事だと思っています。ですが当たり前すぎちゃって浮かばなかったのか、”瞬間”というキーワードに引っ張られて浮かばかなったのか・・・。何故だ!!! さておき、上げた3つは、「個人」、「個人」、「仲間」の組み合わせ。 仲間が幸せであればその組織が幸せになるし、その組織が幸せであれば、自分自身も幸せになる。 つまりは、目の前の人を全力で幸せにすることができれば、自分自身が幸せになる、ということ。 アドラーがいうところの「貢献」にも繋がりますね。 ↓備忘録 ウェルビーイング・・・幸福感 フロー・・・チクセントミハイ、何かに熱中するあまり忘我の感覚となること。能力に対して、レベルが釣り合っているとでやすい 情報技術により幸せから遠ざけられている。人間を幸せにする、を意識せずに設計された結果 インターネットにより、何でも手に入る状態は、必ずしも幸せには結びつかない 注意経済(アテンション・エコノミー)。ユーザーの注意をひきつけ、表示回数と滞在時間をいかに伸ばすかがKPI ユーザーが無自覚で自らの嗜好性のなかに閉じこもってしまう、フィルターバブル FBによるフィルターバブル。SNSに没頭する若者は幸福度が低下している 盛る文化により、他人より自分は幸せではない、と思ってしまう ☆情動伝染、友人が幸福かどうか、幸福な人が近くに住んでいるか。 ネガティブな感情も伝染する ウェルビーイングには、自律性が必要。自らの意志で行動すること。 LINEやメッセンジャーは、「使っている」と思っていたので、「使われている」。 自覚的に使いこなすことが必要。組織も一緒 ウェルビーイングに配慮しない企業や自治体など考えられない社会がくる 悲しいから泣くのではなく、涙を流すことで悲しくなる 笑顔はポジティブな感情を作り出す 弱いロボット、人から助けてもらえるとうれしいが、誰かの手助けになることも嬉しい 「自分で、自分で!」と言いつつ、まわりに支えられてきたことを、自らの身体が知っている。強さをアピールするだけでなく、もっと周囲に委ねた、ちょっとだけ降りた生き方もいい 子供など、みんな心配しすぎて、失敗しないようにしている。そうすると成功体験がないので、またやろう、という気にならない。 ティール組織、ホールネスという考え方。人格すべてを受け入れよう、昔は個人を機能と捉えていたが、オンオフ全てを受け入れる サービスや製品、ユーザーの自律性が大事。幸福感を生む ☆祈り、は重要な宗教的振る舞い。動作としての祈りがウェルビーイングに重要。祈りを自分が一歩踏み出すためのスタート地点をする。 ものさしとしてのウェルビーイング。効率性や経済性で解決できる問題は少なくなっている ☆自分や他の参加者のウェルビーイングを知り、協働しながら問題解決を図る
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