新・情報学入門 の商品レビュー
序文を読んだところでは従来の枠を越えた情報学の基礎を概観されるのかとワクワクしたが、結局、資料の整理、検索という話に収束していきちょっと期待外れだった。
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情報学に関する初学者向けの図書。専門的・技術的な情報ではなく、人間の知識や日常生活における情報を取り扱う。 情報社会では、資料が他者に影響を与える。資料は、社会的なものであり、文化を形づくる。今の社会は「個人が資料を利用して利益を得る社会」から、「資料という体制が個人に影響を与え...
情報学に関する初学者向けの図書。専門的・技術的な情報ではなく、人間の知識や日常生活における情報を取り扱う。 情報社会では、資料が他者に影響を与える。資料は、社会的なものであり、文化を形づくる。今の社会は「個人が資料を利用して利益を得る社会」から、「資料という体制が個人に影響を与え、コントロールし、個人から利益を得ようとする社会」に変化したと述べられる。 情報と社会の関係をわかりやすく述べている図書だった。ほかにもメタデータや適合性という曖昧なテーマ、情報の組織化、評価などの章がある。
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