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自衛隊最強の部隊へ 戦法開発・模擬戦闘編 の商品レビュー

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2020/12/26

学ぶことやその学びから実践することで、いままで出来なかったことが出来るようになったり、出来てたことが出来なくなったりと色んな経験でき、それが変化なのだと言うことを感じさせられました。 この書籍は自衛隊に置いてのそういった変化の記録であり、自衛隊の習慣や幹部の重要視していることがな...

学ぶことやその学びから実践することで、いままで出来なかったことが出来るようになったり、出来てたことが出来なくなったりと色んな経験でき、それが変化なのだと言うことを感じさせられました。 この書籍は自衛隊に置いてのそういった変化の記録であり、自衛隊の習慣や幹部の重要視していることがなんなのかがわかる書籍であった。 結構読みやすいので自衛官はもちろんのこと、一つの教養と読むには面白いと考えます。

Posted byブクログ

2020/07/18

借りたもの。 自衛隊の模擬戦闘の中で、いかに戦術を練り上げ更新しているかを書いた一冊。 同著『自衛隊最強の部隊へ』シリーズ第3弾。 世界の最新の戦術や戦略を取り入れてく話かと思ったが、ちょっと違った。 富士トレーニングセンターの対抗部隊(FTC)に対抗するため、現代版LRRPを駆...

借りたもの。 自衛隊の模擬戦闘の中で、いかに戦術を練り上げ更新しているかを書いた一冊。 同著『自衛隊最強の部隊へ』シリーズ第3弾。 世界の最新の戦術や戦略を取り入れてく話かと思ったが、ちょっと違った。 富士トレーニングセンターの対抗部隊(FTC)に対抗するため、現代版LRRPを駆使し、40連隊がどの様に戦法開発をしていったかをまとめたもの。 伊藤祐靖『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』( https://booklog.jp/item/1/4166610694 )が懸念していた、実戦を想定した訓練……それがようやく実現していると思った。 反復する日々の身体、技術鍛錬精進と、形骸化しマンネリ化する訓練は全く異なることを意識させられた。 この本で何度も復唱され、その重要度を意識させられる、「情報」。 それは指揮官だけに留まらず、展開する小隊、斥候……隊の全てにとって大切であることを痛感する。 火力が不利であったり、防御戦闘であれば尚更。 ジョン・キーガン『情報と戦争-古代からナポレオン戦争、南北戦争、二度の世界大戦、現代まで』( https://booklog.jp/item/1/4120051285 )でも、実際の戦争でそれが重要であることがわかる。(圧倒的な物量が、結局は勝敗を分けるけれども) 後半の模擬戦闘のシーンは、映画でよくあるシチュエーション――激戦地を駆け抜ける小隊の姿――とは異なる。戦局を判断し部隊に指示する指揮官の視点。手に汗握る展開に読んでいて緊張感が伝わってくる。「勝つ」ための情報戦、勝機を掴む判断力……前半まで丁寧に語られたことが実を結んでゆく様に、感嘆する。 敵の斥候を叩き情報収集させず、通信を叩き情報を伝えさせず、通信できず混乱する敵部隊を特科部隊で叩く……そのための部隊の動き。 しかし何というか…こうした前線に立つ小隊ばかりでなく、背後をどう守っているか気になるところ。それは機密?

Posted byブクログ