芸術人類学講義 の商品レビュー
32 ドイツの知識人 「文化」→自民族・自国民の「言語・習慣・記憶・哲学・文学」を指し、「精神的・特殊的・伝統的なもの」 「物質的・普遍主義的・革新的なもの」を指す「文明」に対抗する概念 他者・外部の視点→人類学 →文芸復興Renaissance 67 石子順造の「呪縛」 針...
32 ドイツの知識人 「文化」→自民族・自国民の「言語・習慣・記憶・哲学・文学」を指し、「精神的・特殊的・伝統的なもの」 「物質的・普遍主義的・革新的なもの」を指す「文明」に対抗する概念 他者・外部の視点→人類学 →文芸復興Renaissance 67 石子順造の「呪縛」 針生一郎は「政治」、中原佑介は「科学」、東野芳明は「遊戯」 109 ヴォリンガーの抽象→ヨーロッパ考古学 クリムトとガウディの装飾→深層心理学 ピカソの未開→原始美術 =人間という主体の解体、「無意識」
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●芸術人類学という聞きなれない学問を取り扱った本。本書によると、「芸術人類学」とは、従来の「人類学」では人類をトータルな「マン」として捉えてきたが、「マン」ではなく新たに人類を「芸術人類/マン・オブ・アート」として捉えるところから出発する学問だとか。
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「根源からの思考」にして「根源への思考」に放り込んでくれる。思索する歓喜がある。人類学の下位カテゴリとして芸術をとらえるのではなく、私たちを「芸術人類」として考えるのが「芸術人類学」。なんと心弾む取り組みだろうか。続編を望む。
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