教師の言葉かけ大全 の商品レビュー

三好真史(著者)

2024/01/21

・忘れ物対応
→通常忘れた場合よりも損する体験にする
　今取り組ませる＋家に忘れたやつ持ってくる
・立ち位置も移動させて被害者加害者両方に寄り添う
・ゴールデンサークル理論
byアメリカ・サキモンシネック氏
why:なぜ、なんのために
how:どうやって
what:なにを
円の中心から、つまりwhyから考える
・嘘を見つける
→質問を重ねる、整合性の合わない部分を深く掘り下げて聞く
・ペップトーク
①受容
②転換
③行動
④激励
・リンゲルマン効果
→大勢で行うと少人数よりも一人当たりの力が弱まる
手を抜いた状態で褒めることでサボっても大丈夫ってなってしまう
→代表でできる子だけ取り上げる
・ゼイガルニク効果
→途中でやめたものは記憶に残りやすい

2023/08/07

まえがきにもあるように、
ワンパターンな対応の例示では
実際は使えない、となることも多いですが
たくさんの言葉かけを体系化し、
教科書的に集められた本書は
使える場面も出てきそうです。

2023/05/06

ちょうど子供の自律を支援する技術を身に付けたい、言葉かけのバリエーションを増やしたいと思っていたときで、この本は私にとって、とてもタイムリーでした‼️言葉かけのレパートリーを増やす、よい機会となりました。

2021/10/12

わかりやすく書かれている。大全というタイトルだけあって量が多い。一気に読むと疲れてしまうかも。こういう時どうすればいいかなと思った時に開いてみるといいかなと思った。

2021/03/09

教師の言葉かけを見直すことができる良書。どんな指導場面においても、教師は必ずねらいをもたないといけない。子どもたちに、どんな力を身に付けさせたいのか。今までの自分の言葉かけを反省できる。

個人的な課題としては、本書をどのように活用していけばよいのか悩むところである。単に読み進めるだけでは、言葉かけは改善していかない。しかし、言葉かけの技法が豊富なため、普段から意識して使いこなせるだけの能力が自分にはない。今のところ考えられるのは、リフレクションの場面である。その日の実践などをリフレクションする際に、本書を活用して自分の言葉かけをアップデートしていくのが現実的であり、教師力をあげることにつながりそう。とにかく、一言一言にこだわっていきたい。

2021/03/06

よいとされている言葉がけや態度に必ずしも賛同しかねると思いました。子どもはそんな風にみんな思うのだろうかとも。

NG集としてはよいと思うので、そこを始発点に自分は何のためにどんな声かけをしたいか考える材料にする読み方がよい気がしてます。
そう考えると、教師のソーシャルスキルトレーニング的な一面もあるかもしれないと思いました。