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トロイの木馬 の商品レビュー

3.1

9件のお客様レビュー

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2024/08/27

そんなに都合良く他人は動いてくれないよ と思いました 全体的にはスケールの大きい話しで面白かったです

Posted byブクログ

2022/07/12

江上剛さんの割と最近(2年前)くらいの本。この作者は今まで当たりが続いていたんだけど、個人的に言わせてもらえば本作ははっきり言ってハズレのような気がする。内容は森友学園の問題と3.11の汚染土壌の問題とぎくしゃくした日中関係の問題をミックスした感じ。それを詐欺師たちが利用して国家...

江上剛さんの割と最近(2年前)くらいの本。この作者は今まで当たりが続いていたんだけど、個人的に言わせてもらえば本作ははっきり言ってハズレのような気がする。内容は森友学園の問題と3.11の汚染土壌の問題とぎくしゃくした日中関係の問題をミックスした感じ。それを詐欺師たちが利用して国家を股にかけた詐欺を行うという話。しかしこの詐欺師たちは金が目当てではなく、あくまで日本を覚醒させるための行動であったというオチだが、金目当てでない詐欺師などいるのだろうか?リアリティがない。森友問題で安倍政権を思い出すが、安倍さんも今回このような終焉を迎えたのはかえすがえすも残念だと思った次第。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou24204.html

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2022/03/18

日本を世直しするための詐欺師集団の話。 太平洋戦争後の隠し財産数兆円を管理するクルスを中心とした詐欺グループ。 山一証券破綻や、原発問題、放射能汚染問題、森友学園問題など、実際の話をモチーフとしていたため入り混みやすかった。 汚染水や汚染土をウイグル地下の地下に埋めるという...

日本を世直しするための詐欺師集団の話。 太平洋戦争後の隠し財産数兆円を管理するクルスを中心とした詐欺グループ。 山一証券破綻や、原発問題、放射能汚染問題、森友学園問題など、実際の話をモチーフとしていたため入り混みやすかった。 汚染水や汚染土をウイグル地下の地下に埋めるという壮大な計画もまた面白かった。 詐欺は犯罪ではあるがこうやって勧善懲悪ものの詐欺には応援したくなってしまう。

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2021/05/30

江上作品は好きで何冊か読んできましたが、今まで読んだ中で一番疲れた作品、話が壮大すぎて入り込めなかった。 しかも最後の方、自分たちのための地鎮祭の最中、しかも神主が祝詞を上げようとしている時にスマホの動画を見るのは普通にダメでしょう。

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2020/10/09

詐欺師集団が大きな詐欺を仕掛ける話。相手が切羽詰まるところに大きな詐欺を仕掛ける!金額が大きいほど人は騙させるのかもしれない。トロイの木馬とはよく言ったものだ

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2020/10/04

初読みの作家さんでした。自分の欲だけの詐欺師は悪だけど、世直しの為の詐欺師?あれもこれも聞いたことがあるような出来事に誰かさんを思わせる登場人物。面白く読みました。

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2020/09/28

スケールの大きい詐偽集団の物語、読みごたえ有り。コンピューターウィルスのトロイの木馬の意味に納得した。

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2020/05/15

「放射能汚染に苦しむ東北の人々のために不作為のままこの問題を放置する日本政府を転覆させましょう」と、立ち上がった詐欺師集団。 「私たちの目的…日本政府を覚醒させることです」と、中国大使館の書記官やジャーナリスト、衆議院議員、大手製鉄会社の副社長、風評被害の運動家、土地の払い下げを...

「放射能汚染に苦しむ東北の人々のために不作為のままこの問題を放置する日本政府を転覆させましょう」と、立ち上がった詐欺師集団。 「私たちの目的…日本政府を覚醒させることです」と、中国大使館の書記官やジャーナリスト、衆議院議員、大手製鉄会社の副社長、風評被害の運動家、土地の払い下げをもくろむ学園の夫婦、首相夫人等々を、次々と巻き込んでゆく。 学園夫婦とは、もちろん森友を連想するし、学園夫婦を手助けする「天真爛漫な」首相夫人とは、言わずと知れたあの方を想像しないわけにはいかない。 最近の事件を頭に置きながら創作した、著者のたくらみだろう。 詐欺集団の行動が小気味よく感じるのは、彼らがカネをくすねる詐欺ではなく、国を正す詐欺師だからだ。 権力を相手にしている彼らの行為が痛快なのに対し、現実の詐欺事件(おれおれ詐欺や地面師詐欺など)は、弱者をカネ目当てに騙す卑劣な行為であり、論じる価値もない。

Posted byブクログ

2020/03/24

企業小説を読みたいなあ、と思っていたところで手にとった作品。前半の銀行を舞台とした章は、疾走感があり、ページをめくる手が止まらなかった。展開が二転、三転していく。短い中に内容がとても凝縮されており面白い。後半の章も、題材は興味深いけれど、重複するやりとりも多く、失速感は否めなかっ...

企業小説を読みたいなあ、と思っていたところで手にとった作品。前半の銀行を舞台とした章は、疾走感があり、ページをめくる手が止まらなかった。展開が二転、三転していく。短い中に内容がとても凝縮されており面白い。後半の章も、題材は興味深いけれど、重複するやりとりも多く、失速感は否めなかった。

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