最後の講義 完全版 大林宣彦 の商品レビュー
ガンで余命宣告を受けた後も映画を撮り続ける監督。「映画はフィロソフィーだ」という言葉に虚飾はなく、伝えたいという切実さが感じられる。世界に対してどういう考え方を持つべきか。映画は世界観を変えうる新しい「体験」だ。
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日本映画界のレジェンド、大林宣彦監督は、“映画とはフィロソフィーである”と語る。映画というものは基本的にエンターテインメントだが、それは難しいフィロソフィーを分かりやすく伝え、風化させないためにそうしているのである。 幼少の頃に戦争を体験した大林監督にとってのフィロソフィーは、今...
日本映画界のレジェンド、大林宣彦監督は、“映画とはフィロソフィーである”と語る。映画というものは基本的にエンターテインメントだが、それは難しいフィロソフィーを分かりやすく伝え、風化させないためにそうしているのである。 幼少の頃に戦争を体験した大林監督にとってのフィロソフィーは、今の人々に戦争について考えてもらい、自身の作品によって世界を平和にしていくことだという。
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詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1487.html NetGalleyの紹介で DLして読みます。 目次を読んだだけで 熱い思いが使わってきます。
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最初の方や作者がどのようにして映画の道に進んだのかを知ることができ、自分に正直にやりたいこと、進みたい道に進むべきと伝えてくれた作品でもあった。しかし、後半につれ戦争の話が多く、現代を生きる我々は戦争を体験していない世代だからこそ過去に起きたことを知る必要がありそれを後世に伝える...
最初の方や作者がどのようにして映画の道に進んだのかを知ることができ、自分に正直にやりたいこと、進みたい道に進むべきと伝えてくれた作品でもあった。しかし、後半につれ戦争の話が多く、現代を生きる我々は戦争を体験していない世代だからこそ過去に起きたことを知る必要がありそれを後世に伝える義務があると述べていたが正直そんな生々しく伝えなくてもいいのではと思った。世の中には知らなくい方がいいことも沢山ある。確かに戦争の歴史やその時代を生きてきた人たちの生活など知ってその失敗を2度と繰り返さないためにある程度は知っておくといいと思うけど後半につれ暗くなる内容だったので思っていたのとちょっと違かったかなという感想を持った。 でも、この本で伝えたいことは映画は制作者のフィロソフィー(哲学的考え)が込められてるから色んな昔の作品から現代の作品まで幅広く見て、色んなメッセージ、世界を知ろうと言っているのではないかと思った。
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