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王妃ベルタの肖像 の商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2024/02/12

地に足ついた主人公が淡々と進む姿がカッコイイです。 独特な雰囲気がすごく好きで、何度か読み返しています。

Posted byブクログ

2022/08/27

一巻だけではベルタの魅力がわかりかねる。周囲を魅了しているからには人としての魅力があるはずたし、どうやら賢さもある気配。立場的に一巻ではなりをひそめていたと思うので、次巻で思う存分魅力発揮してほしい。 とはいえ、これベルタを主人公としているから読めるし、マルグリットが主人公でもか...

一巻だけではベルタの魅力がわかりかねる。周囲を魅了しているからには人としての魅力があるはずたし、どうやら賢さもある気配。立場的に一巻ではなりをひそめていたと思うので、次巻で思う存分魅力発揮してほしい。 とはいえ、これベルタを主人公としているから読めるし、マルグリットが主人公でもかなりヤキモキしながら読める物語になっていた気もするけど、ハロルドが主人公だったらイライラしていただろうなと。名君らしさをもっと見たい。

Posted byブクログ

2021/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

血統至上主義の現王室は数世代に渡る血族結婚を繰り返し、血筋のみを重要視した悪政が続き、国力は低下するばかり。 斜陽にある王家が取った苦肉の策は、これまで被支配階級であった辺境の民族から妻を娶り、国内勢力と融和すること。白羽の矢が立てられたのが、辺境領主の中では最大派閥と噂されるカシャの嫡女ベルタだった。  ベルタは役目を終えた妃として市井に下賜される日を希望に第二王妃として輿入れする。 しかし、婚姻の三夜の儀式で、国王の子を身ごもってしまう。誰も予想をしていなかった出来事にベルタの周囲は急激に変化して。 国王、王妃、ベルタ、それぞれの価値観の違いが気持ちのすれ違いを生んでいく。 後宮の女官たちの嫌がらせに、考えのわからない陛下。気心のしれた侍女たちと逞しく立ち回るベルタ。 もう少し、気持ちの動きが詳しく描かれると感情移入して盛り上がれるんだけどなー。

Posted byブクログ

2021/01/03

出来事がたんたんと起こりすぎて行く感じがした。 もう少しベルタに主体性がほしい。 ちょっと物足りなかった本。

Posted byブクログ

2020/11/10

政略的な結婚 第二妃としての輿入れだが、愛は望まず適当なところで帰る予定にも関わらず、まさかの妊娠 愛さず愛されず、まっさらな家族の形 なかなか立場や価値観を変えるのは難しいだろう 2人は恋愛関係よりも、協力関係な夫婦になっていくのだろうか

Posted byブクログ

2020/10/27

ベルタより国王だけどあまり有利な立場ではないハロルドがこれからどのように立ち回って行くのか気になる。 ベルタは、ちょっと達観しすぎな感じがした。

Posted byブクログ

2020/09/13

正直、あまり期待せずに読んだだけに存外に面白くて驚き。強いて言えばこれをよくラノベで出せたなぁと。少し駆け足すぎる展開が玉に瑕だけどこれがデビュー作と考えたら十分過ぎるぐらい。むしろこれをプロットとして大御所にガッツリと骨太歴史小説としてと期待したい程度には楽しめた。

Posted byブクログ

2020/06/22

ラノベ感覚で読んでると意外と骨太な話に驚くかも。個人的には誰にも感情移入できなくて残念。王もだし、第二妃である主人公にもだし。。。モデルとなる某王朝がハのつくとこなのか、それ以外なのかは世界史??な私にはわからないけど、リアルな話は結局どうなったんだろう?

Posted byブクログ

2020/05/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったけど、この枚数に収めるには無理がないかい? ある意味、よく収めたなぁという印象。そのせいで途中からあらすじ読んでいる気分に。もっとゆっくり、余裕を持って読ませてくれたらよかったなぁ。

Posted byブクログ

2020/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テンプレと言っても良いくらい数多く見られる物語だと思う。 だが、それを補う登場人物の魅力に囚われた。 ページがあれば、ベルタと国王の心理的やりとりも読めたと思うと少し残念。 次作が楽しみな作家が出たことが嬉しい。

Posted byブクログ