90歳セツの新聞ちぎり絵 の商品レビュー
表紙のハンバーガーからして、なんというか、もう、可愛らしくてかぶりつきたくなります。 全部、新聞の写真からちぎって素敵な絵を完成させているそうです。 元は、手を骨折し、趣味を見つけて…とかねがね娘に言われていたのを、リハビリもかねて始めたら、夢中になられたそうです。 新聞の写真を...
表紙のハンバーガーからして、なんというか、もう、可愛らしくてかぶりつきたくなります。 全部、新聞の写真からちぎって素敵な絵を完成させているそうです。 元は、手を骨折し、趣味を見つけて…とかねがね娘に言われていたのを、リハビリもかねて始めたら、夢中になられたそうです。 新聞の写真を集めて、どうしてこんなに素敵な作品に仕上がるのか。 それまで、絵を描いたりは嫌いで一切趣味としてはやってこなかったというのに、元々の色彩のセンスを持ち合わせていたのか、本当にどれもこれも温かみがあって素敵な作品ばかりでした。 額に入れて飾りたいくらい。
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もう脱帽です。こんなセンスのいいちぎり絵はなかなかありません。 色使いも素晴らしく、温か味があります。 こんな素敵な趣味をご高齢でも見つけられて、見習わなければいけません。
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世田谷美術館で行われている「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」という展覧会に行ってきました。美術教育とは無縁だった市井の人の溢れ出す表現パワーにノックアウトされてしましました。その塔本シスコさんと同じように新聞ちぎり絵の木村セツさんも齢を重ね旦...
世田谷美術館で行われている「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」という展覧会に行ってきました。美術教育とは無縁だった市井の人の溢れ出す表現パワーにノックアウトされてしましました。その塔本シスコさんと同じように新聞ちぎり絵の木村セツさんも齢を重ね旦那さんを見送った後に突然、自分の芸術を炸裂させています。見よ!自分でも気に入っているというブロッコリーの生命力!よくよく凝視するとブロッコリーの房には森や木々の葉の写真が使われていて、自然が自然を再生しているような作品になっています!逆に無自覚に貼られている、たぶん216円の文字の雑さもダイナミックさを与えています。なにより、美味しそう!木村セツさんの作品には美味しそう、愛おしい、大好きといった対象に対するLOVEが溢れています。人は何歳からでも自分の好きな自分になれるのだというメッセージが伝わってくる本でした。
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現在、91歳の木村セツさんは、御主人の死をきっかけに新聞や広告を材料にちぎり絵を始められました。本書に掲載されているちぎり絵ははわずか2年後の作品とは考えられない程の素晴らしい作品ばかり。漫画家でイラストレーターのお孫さん・木村いこさんがツイッターで作品を紹介したところ、反響を呼...
現在、91歳の木村セツさんは、御主人の死をきっかけに新聞や広告を材料にちぎり絵を始められました。本書に掲載されているちぎり絵ははわずか2年後の作品とは考えられない程の素晴らしい作品ばかり。漫画家でイラストレーターのお孫さん・木村いこさんがツイッターで作品を紹介したところ、反響を呼び本になったということ。精緻な彩りに広告の活字が混じっているのがとても効いていて、センスの良さを感じずにはいられません。まるで絵筆で描いた様な色使い、独特なアートの世界に魅了されました。 『趣味はなんもなかった。食べるだけが趣味でした。もうずっと働いていました。よう働きました』の、言葉に胸がつまりました。 元々は高齢の母にプレゼントするつもりだったのに・・・・。今はベッドへ寝たきりになってしまった母へ、セツさんのほれぼれとする暮らしぶりを伝えられないのが口惜しい。でも、母のおかげでセツさんの生き様を知れて本当に良かった。 「母ちゃん、ありがとう! もうくよくよしないよ」
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90歳を超えた奈良のセツおばあちゃんの新聞ちぎり絵作品集。新聞のカラー写真部分なんかをちぎって下絵に貼り付けることで作品が出来上がってる。対象の多くは野菜だとか料理だとか。作品は見事の一言。作品には全ておばあちゃんのコメントが載せられているけど、どんな色を選ぶか、配色なんかに拘り...
90歳を超えた奈良のセツおばあちゃんの新聞ちぎり絵作品集。新聞のカラー写真部分なんかをちぎって下絵に貼り付けることで作品が出来上がってる。対象の多くは野菜だとか料理だとか。作品は見事の一言。作品には全ておばあちゃんのコメントが載せられているけど、どんな色を選ぶか、配色なんかに拘りがある。ご主人が亡くなってから娘さんに進められて始めたら熱中した、ということで、これまでそのようなデザイン系の仕事もしてきないとのことですが、明らかに凡人にはないセンスがある。巻末に掲載された、セツおばあちゃんへのこれまでの人生を振り返るインタビューと子どもの頃からの写真を眺めてから、ちぎり絵集を眺めるのが良いかな。
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新聞のちぎり絵、90歳で始めて1年くらいで本になってしまった。絵を描くのも嫌いだったセツさんだけど、ちぎり絵には夢中になった。 ちぎり具合に味があって、特に食べ物はちゃんとおいしそうに仕上がってる。単なる色紙じゃなくて、人や動物、文字が紛れ込んでるのも楽しい。 やったことなくても...
新聞のちぎり絵、90歳で始めて1年くらいで本になってしまった。絵を描くのも嫌いだったセツさんだけど、ちぎり絵には夢中になった。 ちぎり具合に味があって、特に食べ物はちゃんとおいしそうに仕上がってる。単なる色紙じゃなくて、人や動物、文字が紛れ込んでるのも楽しい。 やったことなくても、これまでの、金融機関勤務や子育てや孫のお守、養鶏、喫茶店手伝いの経験が蓄積されてたんだな。それに、娘がデザインの仕事をしてて、孫がイラストレーター。血筋というのもあるのかもしれない。 味のある奈良のことばで、亡くなられた家族のことをたんたんとインタビューに答えられる。ちぎり絵と出会われてよかったと思う。
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特にいい話や言葉が書いてあるわけでもないのに、胸にグッと迫るものがある良書でした。 著者の新聞ちぎり絵には深い人生を感じます(癒) 90代の芸術家の本です。
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一つ一つの作品を考えて色を選ばれているところが繊細で素晴らしいです。 作品のコメントも大切な思い出が語られているようで素敵です。
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年齢は全く関係なくセンスと腕の良さが光る作品に驚く、新聞を色で識別して取っておく作業も楽しんでいるのだろうな、ずっと続けて第二弾も待っている
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