土曜日は灰色の馬 の商品レビュー
買ってから読み切るまでにどんだけ時間かかってんだよってくらいちょびちょびしつつようやく読了。 書評系がちょっと苦手なのもあってかなり時間がかかってしまったのと、ちょっとした隙間時間に読む用みたいな感じの一冊にしてたのでかなり時間がかかってしまった。 自分の好きな作家さんがどんな作...
買ってから読み切るまでにどんだけ時間かかってんだよってくらいちょびちょびしつつようやく読了。 書評系がちょっと苦手なのもあってかなり時間がかかってしまったのと、ちょっとした隙間時間に読む用みたいな感じの一冊にしてたのでかなり時間がかかってしまった。 自分の好きな作家さんがどんな作品を吸収して出来上がってるのか、どう捉えているのかを読むのはやっぱり面白い。
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危険。いろいろ読みたくなる。 恩田陸の読書量と幅広さに感服。でも、不気味とか少女とかやや偏りあるとこが、小説にも現れてて、こんなルーツがあるからなのね、と納得。
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恩田さんの書評エッセイ、それほど肌に合う訳ではないけれどところどころ共感。『レベッカ』を好きなこと、マニアックな児童書の『トンボソのおひめさま』同じ年代に同じ本が好きだったんですねと話しかけたくなる。清水義範も久々に読みたくなった。あと本のカタログが好きなところ、背表紙のタイトル...
恩田さんの書評エッセイ、それほど肌に合う訳ではないけれどところどころ共感。『レベッカ』を好きなこと、マニアックな児童書の『トンボソのおひめさま』同じ年代に同じ本が好きだったんですねと話しかけたくなる。清水義範も久々に読みたくなった。あと本のカタログが好きなところ、背表紙のタイトルだけながめて飽きないところとか…
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本や漫画、映画にまつわる恩田さんのエッセイ。どんな本が好きで、どんな影響を受けてきたのか、それがどう作品に影響を受けているのかなど、大変興味深く読みました。海外小説から日本の民俗学、絵本に漫画まで本当に幅広い作品群。読書案内としても面白く、また昔同じ作品を読んでいたんだなぁと、懐...
本や漫画、映画にまつわる恩田さんのエッセイ。どんな本が好きで、どんな影響を受けてきたのか、それがどう作品に影響を受けているのかなど、大変興味深く読みました。海外小説から日本の民俗学、絵本に漫画まで本当に幅広い作品群。読書案内としても面白く、また昔同じ作品を読んでいたんだなぁと、懐かしく思ったり、とても楽しめました。特に上野紀子さんの黒帽子シリーズが出てきて興奮!そして萩尾望都や内田善美の漫画なども懐かしく、今度実家に帰ったら納戸をかき回すこと必至です。毎晩枕元において少しずつ読むのにも良さそうです。
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初めに、2つ謝罪。1つ目は、日曜日の書評でも触れた様に、この土曜日の単行本も文庫本も既に2020年に入手していたのにもかかわらず今月まで積んでいました、すいません。急に読み始めたのは、今年、月曜日が出版されるにあたり、土曜日をまず読まねばと考えたからです(だったら日曜日の前に読め...
初めに、2つ謝罪。1つ目は、日曜日の書評でも触れた様に、この土曜日の単行本も文庫本も既に2020年に入手していたのにもかかわらず今月まで積んでいました、すいません。急に読み始めたのは、今年、月曜日が出版されるにあたり、土曜日をまず読まねばと考えたからです(だったら日曜日の前に読めよ!と言われそう)。もう1つは、これも日曜日で、次の月曜日が楽しみと言いながらも、月曜日が既に今年の3月に出版されていたことを知らなかった。頭が真っ白になって市内の書店を駆けずりまわったがどこにも置いていなかった。はい、困った時のAmazonで無事入手しましたよ。半年間の空白期間、情報収集の漏れに落ち込んでいます。大変申し訳ございませんでした。ん?だれに謝罪しているんだ?政治家ばかり気にして被害者の気持ちを踏みにじるテッシーと同じじゃないかって?あのね、もちろん恩田陸さまに謝っているのですよ。決まっているじゃないですか! 土曜日は灰色の馬、単行本は晶文社から50周年記念で青の縦帯、文庫本はちくま文庫から筑摩書房80周年で赤紫色の縦帯。ちなみに、日曜日は黄緑色の縦帯で月曜日は山吹色の縦帯、いずれも筑摩書房からの発行であり、今後発売される文庫本に何色の縦帯が採用されるか考えるのが今のささやかな楽しみ。 第一部の書評。SFの山田正紀、星新一、ブラッドベリ、フィニイ以外で読んでみたい作家、大元の本を読みたい感情を今回も押し殺した。2年前と比べて、現在の積読量、半端なくなってきているもので。 第二部の少女漫画。大学オケの友人宅で麻雀をすると、二抜けの際に「花とゆめ」のガラスの仮面とパタリロをいつも好んで読んでいた。懐かしい。大人になってからは、SF漫画の萩尾望都「百億の昼と千億の夜(光瀬龍)」「11人いる!」と、クラシック漫画の里中満智子「マンガ名作オペラシリーズ(中公文庫)」及び二ノ宮知子「のだめカンタービレ」くらいしか接点が無かった。しょうがないよ、男の子だもん。そうそう最近、よしながふみ「大奥」を全巻大人買いしたな、一応これSF漫画にカテゴライズされているので。まだ積読状態だが。恩田陸の言葉を借りると、専ら私は松本零士と成長してきた。そんなことを頭の隅でつらつらと考えつつ読み終えた。 第三部の映画・ドラマ。確かに「24」は全く以って同感。唐沢寿明の日本版も同じだった。あっ!今ちむどんどんに出ている仲間由紀恵も出ていた。予告編を見たら両方ともビデオを撮るぞとその時は思ったのだが、結局どちらも数話で挫折、Blu-rayにダビングもせず消しちゃった。一体なんなんだろうね、このドラマ。他の映画はまるで見ていないので特に共感もなく、ただ新しい情報を入手したに留まった。 さて、例によって今後どのような恩田陸読書計画を立てるか考えてみる。うー-ん、「月曜日」はこれまで半年も放置したのだから急ぐ必要もないか。初期の作品も読みたいし。お正月あたりに日本酒を飲みながら読もうかな。なぜ日本酒?私も判りません。興奮しまくるか眠気と戦うかどちらか、楽しみですねぇ~~。
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本について書かれた本を読むのが、好きである。 この本も、その興味で買った。 少女漫画について書かれた部分が、僕にはほとんどわからないので、そこが残念であるし、わかるために取り上げられた少女漫画を読もうとは決して思わない。 恩田陸という作家に、馴染みが出来たとそのように思う。 ブツ...
本について書かれた本を読むのが、好きである。 この本も、その興味で買った。 少女漫画について書かれた部分が、僕にはほとんどわからないので、そこが残念であるし、わかるために取り上げられた少女漫画を読もうとは決して思わない。 恩田陸という作家に、馴染みが出来たとそのように思う。 ブツレビューで好きなのは、今でも内藤陳の「読まずに死ねるか」シリーズである。
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ネバーランドが面白かったから恩田陸の他の小説が読みたくて図書館に行ったけどエッセイの(小説以外)とこの本しかなかった ぱらぱら〜と読んだ
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女性作家のエッセイというと三浦しをんさんを何となくイメージしながら読み始めたけれど、しをんさんと比べると地に足が着いているというか落ち着いた印象(笑)。本格推理小説は伝統芸能なのだという一文には、そうだよなと納得。旅先に持っていく本を選ぶのは楽しいし、どれを読みたくなるかそのとき...
女性作家のエッセイというと三浦しをんさんを何となくイメージしながら読み始めたけれど、しをんさんと比べると地に足が着いているというか落ち着いた印象(笑)。本格推理小説は伝統芸能なのだという一文には、そうだよなと納得。旅先に持っていく本を選ぶのは楽しいし、どれを読みたくなるかそのときになってみないと分からないという気持ちに激しく同意。『レベル3』や『盗まれた街』が紹介されているジャック・フィニイは読んだことがないので読んでみたい。
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書評エッセー。「長年タイトルだけで妄想していたが、読んでみたら全然違った」という話が面白い。 その意味では『土曜日は灰色の馬』というタイトルも、全然違う。
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流石に作家だけあって、幼少の頃から膨大な本を読んでいることを如実に示す著作だ.「工場の月」の話、よくあることだ.面白かった.松本清張に関する書評は時代を超えて通用するものだと感じた.Ⅱの少女漫画...はスキップしたが、Ⅲの映像の紹介は参考にして、何本か見てみたい.
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