絶対聖域 の商品レビュー
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児童保護施設で兄弟同然に育った3人(男女構成はハリーポッターと一緒)のお話。途中まで楽しく読んでいましたが、頻繁に登場する覇気のようなチート能力が段々と気になっていってしまいました。あれは漫画であの世界観だからいいのであって…これは何?と冷めかけました。あと、2人の子ども(?子種は会長??)の名前が「詩音」て。あの後死んだのかな?と思いきや2年間音信不通なだけ??じゃあ帰ってきたらややこしいじゃん。何考えてんのこいつら。
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児童養護施設で育った優斗、詩音、果林3人は深い絆で結ばれていた。中学卒業を間近に控えたある日、詩音は宗教団体の会長の孫であり、後継者として日本の政財界の中心的存在になることを期待されているという話が舞い込む。宗教団体の系列高校に入学した3人だったが・・・。 黒新堂ではなく、丁寧...
児童養護施設で育った優斗、詩音、果林3人は深い絆で結ばれていた。中学卒業を間近に控えたある日、詩音は宗教団体の会長の孫であり、後継者として日本の政財界の中心的存在になることを期待されているという話が舞い込む。宗教団体の系列高校に入学した3人だったが・・・。 黒新堂ではなく、丁寧に書かれているが、面白くはなかった。 (図書館)
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新興宗教や公安の潜入捜査官などが登場して物語をややこしくしているが、要するに養護施設で小さい時から一緒に育てられた優斗、詩音、果林の三人の友情物語だったのかな? いずれにしても、人間、権力を持ちすぎるとろくなことはない。
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施設で育った3人の絆の物語.政府を裏で操る様な宗教団体の後継者になってしまった詩音.彼を守るのか彼に守られるのか優斗と果林は詩音と同じ世界に飛び込む.信じること守ることは,誰が敵で味方かわからない権力組織の中では本当に難しい.そして,本当に恐ろしいのは正義の名の下に行使される国家...
施設で育った3人の絆の物語.政府を裏で操る様な宗教団体の後継者になってしまった詩音.彼を守るのか彼に守られるのか優斗と果林は詩音と同じ世界に飛び込む.信じること守ることは,誰が敵で味方かわからない権力組織の中では本当に難しい.そして,本当に恐ろしいのは正義の名の下に行使される国家権力公安だったのではないだろうか?
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児童養護施設でともに育ち、兄弟以上の絆を持つ優斗・詩音・果林の三人。やがて成長した彼らを待ち受けるとんでもない運命と試練を描いた小説。三人の絆は微笑ましいものではあるのだけれど。そのせいで縛られ苦しむことになる彼らの姿がたまらなく不憫。それでもそんな絆がなければよかったのに、など...
児童養護施設でともに育ち、兄弟以上の絆を持つ優斗・詩音・果林の三人。やがて成長した彼らを待ち受けるとんでもない運命と試練を描いた小説。三人の絆は微笑ましいものではあるのだけれど。そのせいで縛られ苦しむことになる彼らの姿がたまらなく不憫。それでもそんな絆がなければよかったのに、などとは決して思うことができないのですが。 宗教団体「神闘会」の権力を巡る争いはそれはもうどろどろしたもので、どの人と組むべきなのか……って、誰一人信用できない気分です。そんな中でお互いを守るため、しかしそれを相手に感じさせないように闘う優斗と詩音の姿が痛々しすぎました。ああもうなんでこうなるかなあ。誰が勝っても、うまく収まる気がしません。はらはらしどおしの一作です。
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新堂さんの最新作。タイトルと装丁からして黒新堂だろうと。 ページを開いてみると上下二段。おぅ、これはなかなかの重厚さ。最近の新堂作品は不発だったのでちょい怯む。とまぁ戸惑いながらも読み始めたらスルスルとページが進むではないか。 物語は児童養護施設で育った3人が主役。熱血漢な優...
新堂さんの最新作。タイトルと装丁からして黒新堂だろうと。 ページを開いてみると上下二段。おぅ、これはなかなかの重厚さ。最近の新堂作品は不発だったのでちょい怯む。とまぁ戸惑いながらも読み始めたらスルスルとページが進むではないか。 物語は児童養護施設で育った3人が主役。熱血漢な優斗、頭脳派の詩音、そして紅一点まっすぐな果林。そして詩音の過去が明かされ、宗教団体「神闘会」系列の「神闘学園」に入学することになり、そこから詩音は変わっていく…。 なんだか意外な印象だった。いつもの黒新堂ではない。悪臭が漂ってこない。え?その後は?と続きを欲する。
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