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暗渠パラダイス! の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2022/08/17

私は暗渠マニアではありませんが、 暗渠を楽しむ?愉しむ?ものと認識されている方々の萌ポイントが分かったような気がします笑 品川用水を小学校で習った時には「ふ〜ん」としか思わなかったけれど、大人になった今あらためて、ビルやマンションなど無い宿場町、そこを流れていた水や橋を思い浮か...

私は暗渠マニアではありませんが、 暗渠を楽しむ?愉しむ?ものと認識されている方々の萌ポイントが分かったような気がします笑 品川用水を小学校で習った時には「ふ〜ん」としか思わなかったけれど、大人になった今あらためて、ビルやマンションなど無い宿場町、そこを流れていた水や橋を思い浮かべるとワクワク。。

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2022/08/10

鉄道が好きという訳では無いけれど暗渠的貨物線の項目でびびびと来るものがあった 枕の下から鉄道の音や水の流れる音が遠く聞こえてくるのは浪漫 「hor水路競馬場」跡地がほぼ同じ経度上に列んでいたり、ボサノバの祖・ジョアンの人生と暗渠化された水窪川の奇跡のシンクロだったり、偶然だし都合...

鉄道が好きという訳では無いけれど暗渠的貨物線の項目でびびびと来るものがあった 枕の下から鉄道の音や水の流れる音が遠く聞こえてくるのは浪漫 「hor水路競馬場」跡地がほぼ同じ経度上に列んでいたり、ボサノバの祖・ジョアンの人生と暗渠化された水窪川の奇跡のシンクロだったり、偶然だし都合の良すぎる見方なのは分かってるけど、これもまた浪漫を感じる 海外の暗渠を辿るのも楽しそうでゾクゾクした

Posted byブクログ

2021/08/24

日本で一番有名な暗渠は(たぶん)西武 百貨店渋谷店のA館とB館の間にある渋谷 川でしょう。 あの井の頭通りにもなっている道路の下 に川が流れているとは想像もできないで す。 暗渠とは「川にフタ」というイメージが 強いですが、ちょっとした側溝などにも フタをして歩道としてしまう...

日本で一番有名な暗渠は(たぶん)西武 百貨店渋谷店のA館とB館の間にある渋谷 川でしょう。 あの井の頭通りにもなっている道路の下 に川が流れているとは想像もできないで す。 暗渠とは「川にフタ」というイメージが 強いですが、ちょっとした側溝などにも フタをして歩道としてしまうのも暗渠に 入るらしいです。 そうなると日本中に存在することになり ます。 この本ではそうした名も無き暗渠を紹介 して「暗渠ラブ」をアピールしています。 さすがに、もう付いていけない一冊です。

Posted byブクログ

2021/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 序章   暗渠のきほん 第1章  街道と暗渠 第2章  鉄道と暗渠 第3章  都市開発と暗渠 第4章  データと暗渠 第5章  猫と暗渠 第6章  馬と暗渠 第7章  縦軸横軸 七つの視点 第8章  人物と暗渠 第9章  一つの都市を暗渠で斬れば「横浜編」 おわりに <内容> 確かに”パラダイス”である。暗渠マニアの二人が好き放題書いている。それを良しとするかは、読者次第。 私は、暗渠が都市に覆われてしまった古い地形を見つけることができる部分の一つとして、興味がある。台風や大雨での土石流や崖崩れ。これと川や沢は大いに関連があるが、先だっての熱海の土石流被害の場所を、Google ストリートビューで見ても、川感はあまりない。坂沿いに側溝がある感じだった。被害に遭った人の談話にも、「ゴミが流れてきて、誰が捨てたのかしら?と思った」とある。太古からの地形を忘れていた証拠である。暗渠を探せば、そこに川が流れ、沢があったことがわかる。なので、自宅の近隣でも暗渠を見たりしている。しかし、この本はそんな感じは微塵もない。それでも、 学べることはある(そんな上目線で…)。いろいろな視点で楽しめ!ということ。暗渠沿いで飲み屋を巡るとか。歌手の人生と川の流れをつなぐとか。特に「暗渠鑑賞7つの視点」は、自分の趣味の銅像巡りにも応用が利きそう。

Posted byブクログ

2020/11/29

過去に小川だった暗渠。普通に生活していると気づかない痕跡探しに過敏に反応するマニアな人々。マニアの視点から暗渠の魅力を十二分に語る一冊。 前作「暗渠マニアック」に続く一冊。雑誌「東京人」に掲載された記事がベースとなったものが多い。 個人的には、少しでも少しでも具体的な3D の...

過去に小川だった暗渠。普通に生活していると気づかない痕跡探しに過敏に反応するマニアな人々。マニアの視点から暗渠の魅力を十二分に語る一冊。 前作「暗渠マニアック」に続く一冊。雑誌「東京人」に掲載された記事がベースとなったものが多い。 個人的には、少しでも少しでも具体的な3D の地形を掲示していただけるとより楽しめるように思う。 筆者は2名、高山さんと吉村さん。お二人のおかげでちょっとした散策に、暗渠を探索するようになった。多摩人としては暗渠は旧用水路が多い。自然河川とは逆に分水嶺をたどるので、いずれ用水探索の記事もどこかで出していただけると嬉しい。

Posted byブクログ

2020/02/23

帯の「異世界へのゲートウェイ」という言葉がしっくりときた。各章では様々な暗渠の見方を示し、その理論と実践を教えてくれる。そして最終章で試し切りに供されたのは「横浜」と。

Posted byブクログ