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2024/10/20

1時間半で一気読み。 児童向けなので読みやすいです。 化学物質過敏症の人がいて苦労して生きているということを多くの人が知るべきです。 主人公にとって家族で田舎暮らしを始めたことのデメリットもあるけれど人生トータルで見てメリットのほうが大きいのだろうなと思います。 もちろん化学物質...

1時間半で一気読み。 児童向けなので読みやすいです。 化学物質過敏症の人がいて苦労して生きているということを多くの人が知るべきです。 主人公にとって家族で田舎暮らしを始めたことのデメリットもあるけれど人生トータルで見てメリットのほうが大きいのだろうなと思います。 もちろん化学物質過敏症の妹にとっては健康面でもメンタル的にも大きな変化でありプラスになっている。 田舎暮らしの情景を想像しながら主人公の気持ちの変化と共に温かい気持ちになれる作品。

Posted byブクログ

2024/04/03

化学物質過敏症というのは、大変で自分は健康に生まれてきたことのありがたみを実感できた。都会から田舎に引っ越してきて慣れないこともたくさんあったけれど、この家族なら前向きに頑張って行けると感じた。ディズニーで楽しんでいる時に呼び出されていたから、最後まで楽しみたかっただろうなと思っ...

化学物質過敏症というのは、大変で自分は健康に生まれてきたことのありがたみを実感できた。都会から田舎に引っ越してきて慣れないこともたくさんあったけれど、この家族なら前向きに頑張って行けると感じた。ディズニーで楽しんでいる時に呼び出されていたから、最後まで楽しみたかっただろうなと思った。

Posted byブクログ

2021/08/25

化学物質過敏症というのは、大変そうで自分が健康に生まれてきて良かったと思った。都会から、田舎に引っ越してきて慣れないことも、たくさんあったけど、この家族なら、前向きに頑張れると思った。ディズニーで、楽しんでいる途中に呼び出されたから、最後まで楽しみたかっただろうなぁと思った。

Posted byブクログ

2020/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雑誌「こどもとしょかん」の新刊紹介で目にして、図書館で借りた。 平林越は、これから中学に入学する。 四歳下の妹のつぐみは、化学物質過敏症で体が弱く、埼玉の浦和では小学校にも通えなかった。 そこで一家は、山梨の南アルプス市に引っ越してきた。 最近はいろいろなアレルギーや病気があるけれど、ほんとなぜなのか。 この物語のつぐみは化学物質過敏症で、給食やワックスのにおいに体調を崩し、喘息の発作も出てしまいます。 語り手である主人公の越は、なんで自分もと思いながらも優しいお兄ちゃん。 越の抱えるもやもやは、思春期の苛立ちだけでなく、自分の状況と家族の経済状況についてでもある。 そこに、まわりの友達や数少ないクラスメートに視点がぐっと集中して、越はお互いを見比べたりしながら、不条理の当然を受け入れて強くなります。 タイトルのわかる最後で涙ぐんでしまいます。 作者は原発事故のあった福島県から山梨県へ移住したそうで、山梨の自然が目に浮かぶような描写が美しいです。 小学校高学年から中学生向け。

Posted byブクログ

2020/06/13

妹のつぐみの病気・化学物質過敏症を治すため、家族で山梨に引っ越した小学五年生の越。コンビニもない田舎での生活は、つぐみの体に良かったようで、日に日に丈夫になっていく。両親は仕事上の悩みやご近所さん問題に頭を悩ませながら、それでもたくましく過ごしていた。そんなある日、大事件が…。 ...

妹のつぐみの病気・化学物質過敏症を治すため、家族で山梨に引っ越した小学五年生の越。コンビニもない田舎での生活は、つぐみの体に良かったようで、日に日に丈夫になっていく。両親は仕事上の悩みやご近所さん問題に頭を悩ませながら、それでもたくましく過ごしていた。そんなある日、大事件が…。 等身大の子どもたち、悩みながらも子どものために必死に生きる親たち、偏屈でも心が通えば力強い田舎の人たち。地に足のついた物語。

Posted byブクログ