ホノルル臨時探偵局 過酷な楽園 の商品レビュー
献本でいただいた1冊になります。 ハワイを舞台にした、とある私立探偵のドタバタ記でしょうか。 主人公はモチヅキ、40歳を越えて体にガタが来始めている私立探偵、 離婚して娘の養育費で首が回らないとの、冴えない状況でもあります。 そんな、どこかあか抜けない彼ですが、クライアントの...
献本でいただいた1冊になります。 ハワイを舞台にした、とある私立探偵のドタバタ記でしょうか。 主人公はモチヅキ、40歳を越えて体にガタが来始めている私立探偵、 離婚して娘の養育費で首が回らないとの、冴えない状況でもあります。 そんな、どこかあか抜けない彼ですが、クライアントの温情で、 ハワイに休暇に来たところから物語が始まります。 構成としては3つの中編がゆるくつながっていて、 所々に挟まれるハワイの描写が、何ともうらやましく。 ただ、主人公はそうも楽しんではいられないようで、 題名の“過酷”が示すような事件に巻き込まれていきます。 意外と強くて機転もきくのですが、、なんとなく運が悪いような。 で、続編があるような内容な終わり方でしたが、さて。 個人的には読み終えて久々にスパム握りが食べたくなりました。 最近では日本でもコンビニで買えるので週末にでも、なんて。 ちなみに、日本では珍しいペーパーブック形式でカバーがなく、 文庫本程では無いですが、軽くて持ち運びも楽でした。
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