探偵は絵にならない の商品レビュー
探偵じゃなくて画家。浜松には縁がないので地元ネタはわからないが、就職先がヤマハ、ホンダ、スズキ…の件はなんとなくわかった。主人公よりも、蘭都が何もかもミステリアスすぎて気になる。
Posted by
家を出た恋人を追って、故郷に帰ってきた売れない画家。仕事と彼女の行方を探すうちに行き当たる数々の謎を描いた連作ミステリ。アロマテラピーの要素も優雅さを加えています。 主人公がなんだかぐだぐだと不甲斐ないのですが(苦笑)。なんだか憎めません。でも彼女が出ていったのって愛想つかされた...
家を出た恋人を追って、故郷に帰ってきた売れない画家。仕事と彼女の行方を探すうちに行き当たる数々の謎を描いた連作ミステリ。アロマテラピーの要素も優雅さを加えています。 主人公がなんだかぐだぐだと不甲斐ないのですが(苦笑)。なんだか憎めません。でも彼女が出ていったのって愛想つかされただけなんじゃないの? って思ってたら……まだまだ読みが足りませんでした。全体的に緩やかな日常の謎の物語だったけれど、ラストはなかなかに苛烈。まさかあの人だったとは。
Posted by
浜松出身の作家が生まれ育った浜松を舞台にして描くハードボイルド小説。地元の人間にとってはよく知る地名や場所がたくさん出てきて場面がリアルに浮かんできてより楽しんで読める。そうでなくても、デビュー作以降パッとせず、別れを告げられた恋人を追って郷里に戻ってきた若い画家と、幼馴染の調香...
浜松出身の作家が生まれ育った浜松を舞台にして描くハードボイルド小説。地元の人間にとってはよく知る地名や場所がたくさん出てきて場面がリアルに浮かんできてより楽しんで読める。そうでなくても、デビュー作以降パッとせず、別れを告げられた恋人を追って郷里に戻ってきた若い画家と、幼馴染の調香師のコンビのやりとりにたまらない魅力を感じる一冊。
Posted by
森先生の作品は今作が初めて。あとで読もうと思ってたんだけど、ツイッターの後日談送ってもらえるキャンペーン見たら先に読んでしまった(*^▽^*)探偵役の画家、蒼先生と、アロマテラピストの蘭都のバディ物かと思って読んだら全然そんなことなかった笑 全5篇の中の最後の話で、消えたフオンが...
森先生の作品は今作が初めて。あとで読もうと思ってたんだけど、ツイッターの後日談送ってもらえるキャンペーン見たら先に読んでしまった(*^▽^*)探偵役の画家、蒼先生と、アロマテラピストの蘭都のバディ物かと思って読んだら全然そんなことなかった笑 全5篇の中の最後の話で、消えたフオンがどんな目的で浜松に帰ったのかどんどん伏線を回収していくところが好き。静岡出身の人は倍楽しめると思います。私はわからなかった笑 夜中にアロマ焚いてピクルスを摘みたくなる作品
Posted by
死体はでてこない。 「あなたのアロマが消えた」と言い残して消えたフォン このアロマとは何か? この本にでてくるアロマテラピーの「香り」とは違う。 謎は解明されず、なんだかごまかされた感じ
Posted by
治一郎のバームクーヘン食べたい!出てきた匂い嗅いでみたい!最後に蒼が絵を描き始めていたときの熱量がとても好き。ハードボイルドは全然触れたことがない分野だけれども興味が惹かれました。
Posted by
- 1
- 2