あさドラ!(volume3) の商品レビュー
いよいよ、アサの家族を奪ったアレの姿が見えるのでしょうか。 政治的な駆け引きだったり、日常の一コマだったりが描かれ、ストーリーの進みは決して早くありませんが、物足りなさやストレスを感じさせない物語展開です。 そして、アサ本人には伝わらない(伝わらないようにしている?)ものの、オイ...
いよいよ、アサの家族を奪ったアレの姿が見えるのでしょうか。 政治的な駆け引きだったり、日常の一コマだったりが描かれ、ストーリーの進みは決して早くありませんが、物足りなさやストレスを感じさせない物語展開です。 そして、アサ本人には伝わらない(伝わらないようにしている?)ものの、オイちゃんの優しさも沁みます。
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<あらすじ>アサは恐竜より大きい巨大生物の存在を中井戸さんに聞くが否定される。中井戸さんは科学博物館の仕事が終了して、そこを追い出されて資料をリヤカーに積んでいたところだった。 博物館から帰ったアサを春日が待っていて、新幹線で浜松まで行く。着いた先は浜松北基地でオリンピックで五輪を描くブルーインパルスの基地だった。陰気な実相寺大佐が現れ、アサに力を貸してほしいという。 アレのしっぽの写真を見せて「わが国は今、君たちの力が必要だ」と言う。 アレは共産圏のつくった秘密兵器の可能性もある。それで、また出現した時に至近距離まで接近して正体を見極めてほしい。自衛隊はオリンピックにかかりっきりでそんなところで戦闘状態に入ることはできない。そのための準備をしていてほしいとのことで、引き受ける2人。 そのための連絡係兼ボディガードとして暗い目をした男A倉がやってくる。アレが出現したら彼に連絡があり、二人に出動を要請することになる。 ヨネちゃんはスカウトのことをまだミヤコちゃんに言えないでいて、悩んでいる。 早速出動の要請がある。向かった先は昔のダンスホール。出てきたのはオーナーの野呂。その従兄弟の倅が中井戸慶一だった。 中井戸は生物学界の異端児淀川慎之介教授の研究資料を大学から持ち出ししていた。淀川慎之介教授はアレの研究をしていた。 正太は新聞配りでまだランニングの練習をしていたが、走ることに夢中で配りもれがあると店主に怒られていた。 春日は飛行機にロケット弾の発射機をつけていた。 台風の時生まれた子は孝七と言い幼稚園児になっている。彼はアレを目撃しており絵に書いている。そのことで文句を言うヤスベー兄妹と喧嘩をしている。 飛行場のあたりをトップ屋がうろつき、相模湾沖でついにアレを漁船が見つける。
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科博を訪れたあさはそこで恐竜の研究者・仲井戸に出会う。彼は亡くなった師・淀川の集めた未知のモンスターに関する膨大な資料と共に研究室を追われるところだった。 平和の祭典・東京五輪の裏で、実相寺は春日とあさに謎のモンスターの調査協力を要請する。使いのものに連れられていった赤線街の一室がその拠点となったが、そこに大量の資料と共に現れたのは仲井戸だった。 春日はあさの愛機を戦闘機へと改造する。謎のプロジェクトが動き出すのをかぎつけるマスコミ。 伊勢湾台風の日に生まれたあさの末の弟・孝七は、モンスターの絵を描き仲間からいじめられるが、その絵は実相寺の写真や春日達が目にしたものにそっくりだった。 そんな中、相模湾沖に謎の怪物が姿を現す…
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1964年10月、東京――青空を切り裂く黄色い飛行機・パイパーカブJ3から降り立ったのは、17歳になった浅田アサ!!目前に迫る五輪、戦後の復興に沸く東京の街で暮らす彼女の元に、ある日 謎の男から、一枚の写真が…… 芸能界を目指す同級生、近所の子どもとケンカばかりの弟妹たち、生物学界の異端研究者の弟子、マラソンオリンピック代表に落ちた幼なじみ、そして、海から現れる“アレ”――!! 「わが国は今、君たちの力が必要だ」「あたしらは同じ名字の親子よりずっと本当の親子だよ」「あたし、行ってみようと思うの、芸能事務所…」 あちこちで巻き起こる事件、振り回されながら真っ直ぐに立つ少女、わずか17歳の日常が俄に騒がしくなる中、東京の街に暗雲の気配が忍び寄る――!? 浦沢直樹が描く希望と絶望、愛と笑いと涙の一大巨編。浅田アサの運命が動き出す……東京五輪編加速の第3集!!!!(Amazon紹介より)
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1964年の東京オリンピック開幕直前、戦後の復興と平和の象徴である一大イベントを前に、正体不明の「海の怪物」に対する対応は、自衛隊ではなくアサに託される!
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どんどん惹き込まれる、話しの展開が早くなり登場人物も魅力的だ、浦沢直樹は字が多くて少し遠ざかっていたがやはり上手い人だな
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さあ、いよいよ1964年10月10日、東京オリンピック開会式。さて、そこで何が起こるのか?と、まあ、気負って読み始めると10月9日のお話しだったりするわけで、そこが、何というか、浦沢直樹なんですよね。 浦沢直樹と言えば、表紙の「アサちゃん」、17歳、スナップ写真の絵だったりする...
さあ、いよいよ1964年10月10日、東京オリンピック開会式。さて、そこで何が起こるのか?と、まあ、気負って読み始めると10月9日のお話しだったりするわけで、そこが、何というか、浦沢直樹なんですよね。 浦沢直樹と言えば、表紙の「アサちゃん」、17歳、スナップ写真の絵だったりするところに「あさドラ」と銘打ったドラマの展開のパターン感じさせて、さすがですね。 とりあえず、仕込みの段階なのですが、前期高齢者の読者には「思い出の昭和」が次々と出てきますね。うまいもんです。感想はブログでどうぞ。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202003180000/
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きぬよさんがめちゃくちゃいい人。アサたちの事、本当に大切に思ってくれてる。「アレ」をやっつけようとしているアサも、きぬよさんに本当のことが言えなくて辛いだろうな。
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