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サブスクリプション経営 の商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2023/05/31

サブスクサービス展開を検討している。 これまでに複数冊関連書籍を読んできたが、 本書が一番自分の求めるレベル、内容と合致していた。 事例はサラッと多すぎず、一つ一つのトピックは深掘りされている訳では無いが、網羅的であると思う。 この手の本は、どちらかというとガチのものづくり企業は...

サブスクサービス展開を検討している。 これまでに複数冊関連書籍を読んできたが、 本書が一番自分の求めるレベル、内容と合致していた。 事例はサラッと多すぎず、一つ一つのトピックは深掘りされている訳では無いが、網羅的であると思う。 この手の本は、どちらかというとガチのものづくり企業はメインではないと思うが、本書は製造業が十分に参考にできると感じた。 実践的な良書。 スピードが大事とのこと。 ネジ巻かなきゃ。

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2023/04/25

昨今のサブスクビジネスを概観した書籍。デロイトトーマツの方が書いているので、具体的な運用にも提言しているところがより実戦的だった。 日本でサブスクビジネスが普及するにはまだまだ課題がありそうに思えるも、その打破への提言が力強く書かれている。

Posted byブクログ

2021/03/21

サブスクリプション経営を成功させるには『顧客接点の構築、顧客関係の維持、顧客体験の醸成』が必要とのこと。

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2020/10/27

新興国の技術面でのキャッチアップによる製品・サービスのコモデティ化により、従来の「モノ」を売るビジネスモデルでは有効な差別化ができなくなってきている中、顧客体験を実現する「コト」を売るビジネスの有望な手段として、サブスクリプションビジネスに注目が集まっている。 サブスクリプション...

新興国の技術面でのキャッチアップによる製品・サービスのコモデティ化により、従来の「モノ」を売るビジネスモデルでは有効な差別化ができなくなってきている中、顧客体験を実現する「コト」を売るビジネスの有望な手段として、サブスクリプションビジネスに注目が集まっている。 サブスクリプションビジネスは、単に購買障壁を下げて新規顧客を開拓でき安定した継続収入をもたらすツール というのではない。そのような捉え方でこのビジネスに参入する場合、早晩競争力を失って退場することになる。サブスクリプションビジネスでは、最終消費者との接点を適切に設定し、ニーズの変化を常に捉え続け、状況に合わせてサービス内容を柔軟かつ迅速に変化させていくしくみが不可欠である。つまり、扱うモノが同じでも、新事業立ち上げと捉えて業務プロセスとIT基盤を全社的に変革する覚悟が必要だということである。 IoTやAIといった新技術により顧客のサービス利用状況をはじめとする膨大なデータの取得と分析が可能になってきており、こうした顧客動向をどれだけ把握できているかが差別化ポイントとなってくる中、GAFAに代表されるITジャイアントの影響力が増している。彼らはサブスクリプションビジネスを展開するだけでなく、そのためのプラットフォームの提供者としてもこの新たな成長市場に進出している。そのような中で、各企業がサブスクリプションビジネスにより生き残り、競争優位を築くためには、以下のようなことに留意する必要がある。 ●既に専門事業者により展開されているサブスクリプションシステム(契約管理、課金計算、請求、回収管理など)を活用し、新規投資を抑えながら事業展開する。 ●モノを扱う業態の場合は特に、調達・生産・物流などに関する既存のERPシステムと連携させて効率的な事業運営を行う。そのためにはAPIを用いた自社システムや外部システムとの連携が有効であり重要。 ●どのようなデータをどのように収集し、どのように分析し、分析結果を用いてどのように迅速な意思決定を行うかの指標や組織体制を構築する必要がある。 ●サービスの展開や頻繁な変更に対応するために、社内IT部門を強化し、下請けシステム業者の監督者としてではなく、自前でアジャイルな開発を行える体制を構築すべき。特に日本企業が出遅れている消費者向けのシステムやアプリ開発能力の強化が必要。 ●既存事業との競合を避け、シナジーの発揮や既存事業の売上向上につながるようなサービス展開を目指す。 ●サービス内容は常に見直す。永遠のベータ版と心得るべし。 ●ニーズの存在確認やオペレーションの設計とコスト試算などを踏まえて事業化となれば、まずは既存システムを流用して始めてみる(最初から完璧にインフラを整えようとすると投資リスクが上がり社内意思決定に時間をとられる)。

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2020/07/16

この手の(新書ビジネス)本で、IT化含めた、オペレーションに言及している点は、なかなか見ない。 直接の破綻原因、破綻への寄与度まではわからないけど、うまく行かなかったサブスクリプションモデルの背景に、オペレーションの複雑さがあると指摘。 自動化に向けた対応をせずに、徒手空拳で挑む...

この手の(新書ビジネス)本で、IT化含めた、オペレーションに言及している点は、なかなか見ない。 直接の破綻原因、破綻への寄与度まではわからないけど、うまく行かなかったサブスクリプションモデルの背景に、オペレーションの複雑さがあると指摘。 自動化に向けた対応をせずに、徒手空拳で挑むのは、、、NGだ。 そして、重要な点は、サブスクリプションモデルは、これまでの製造・プロダクトアウトの発想から、完全に顧客視点に変わること。従来型の経営・組織・システムの延長ではないことを理解し、行動を変えられるか。

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2020/04/03

サブスクリプションは顧客接点の維持による情報の収集と永遠のΒとして変化し続けることで顧客をやめさせないことが大事。 課金、請求処理に時間をかけちゃいけない! プロセス設計と仕組み作りは手強そうだ。

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2020/03/01

サブスクの3段階を体系的に理解できた。 1.参入障壁の除外 初期コストダウンと継続購入手間を省く 2.カスタマイズできる 得た情報からサービスが頻繁に改善される 3.自動的なパーソナライゼーション AIなどにより自動レコメンドの実施 1→2へのハードルが鬼高く、結局は顧客満足を保...

サブスクの3段階を体系的に理解できた。 1.参入障壁の除外 初期コストダウンと継続購入手間を省く 2.カスタマイズできる 得た情報からサービスが頻繁に改善される 3.自動的なパーソナライゼーション AIなどにより自動レコメンドの実施 1→2へのハードルが鬼高く、結局は顧客満足を保ち続けるために 得た顧客情報をちゃんと活用することが無いといけないと思った。 IT基盤もとても重要で、 プロダクト管理、契約管理、請求/回収/売上管理のうち プロダクトと契約は特に重要とのこと。 セールスフォースを思い浮かべながら読んでいたが 顧客ごとに金額もサービスもバラバラだけどうまくいってるのは IT基盤がうまくいってるからなのだろう。 しばらくするとサブスク2段階目の営業をうちにしかけて くるのだろうなぁという未来が見えた。(まだされてる感は無い) ちなみにIT基盤めちゃ重要なので、 パッケージのサブスクシステムが存在するらしい(ズオラ等) BtoBならCRMシステム連動は必須なのも当然だなと思った。 本書の一番の学びは下記。 サブスクでは固定収入が見込めるため、定期利益を次の成長(顧客獲得)に向けた投資に使うことを営利確保よりも優先させるということ。 弊社では顧客数が限られているため、この考え方がしにくい。 なのでサブスクモデルとの親和性は低いと自分としては結論付けた。 顧客関係構築のための「情報を得るための手段」という位置づけがしっくりきたので、 その並列の1つとして考えるくらいでいこうかと思う。

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2020/02/29

◯得たいもの 自社の事業にサブスクモデルを当てはめるヒント (前提として、アフターデジタルを読んだ後に読むことを推奨する) サブスクの3段階を体系的に理解できた。 1.参入障壁の除外 初期コストダウンと継続購入手間を省く 2.カスタマイズできる 得た情報からサービスが頻繁に改...

◯得たいもの 自社の事業にサブスクモデルを当てはめるヒント (前提として、アフターデジタルを読んだ後に読むことを推奨する) サブスクの3段階を体系的に理解できた。 1.参入障壁の除外 初期コストダウンと継続購入手間を省く 2.カスタマイズできる 得た情報からサービスが頻繁に改善される 3.自動的なパーソナライゼーション AIなどにより自動レコメンドの実施 1→2へのハードルが鬼高く、結局は顧客満足を保ち続けるために 得た顧客情報をちゃんと活用することが無いといけないと思った。 IT基盤もとても重要で、 プロダクト管理、契約管理、請求/回収/売上管理のうち プロダクトと契約は特に重要とのこと。 セールスフォースを思い浮かべながら読んでいたが 顧客ごとに金額もサービスもバラバラだけどうまくいってるのは IT基盤がうまくいってるからなのだろう。 しばらくするとサブスク2段階目の営業をうちにしかけて くるのだろうなぁという未来が見えた。(まだされてる感は無い) ちなみにIT基盤めちゃ重要なので、 パッケージのサブスクシステムが存在するらしい(ズオラ等) BtoBならCRMシステム連動は必須なのも当然だなと思った。 本書の一番の学びは下記。 サブスクでは固定収入が見込めるため、定期利益を次の成長(顧客獲得)に向けた投資に使うことを営利確保よりも優先させるということ。 弊社では顧客数が限られているため、この考え方がしにくい。 なのでサブスクモデルとの親和性は低いと自分としては結論付けた。 顧客関係構築のための「情報を得るための手段」という位置づけがしっくりきたので、 その並列の1つとして考えるくらいでいこうかと思う。

Posted byブクログ