1,800円以上の注文で送料無料

春をさがして カヌーの旅 の商品レビュー

5

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/05/14

北米湖水地方ノースウッズ。大工のウェインは、湖の氷が溶け始めると、カヌーで森の奥へ旅に出る。厳しい自然環境で旅の途中は雪も降る。鳥や動物達との出会い、魚釣り、3週間の旅の記録は感動的。

Posted byブクログ

2020/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この度も大竹さんの写真が美しい。ノースウッズの澄んだ春の空気が伝わる。ウェインさんは何者だろう?普段は大工さんらしいが、自作のカヌーや3週間分の食糧や道具を担いで歩くタフなおじいちゃんだ。なんのための旅なのかと疑問に思っているとカヌーの旅は州立公園に森のようすを伝えて終わる。いつからその活動を?ボランティアだよなぁ。そしてノースウッズと共にあり地域の自然を大切に思うウェインさんの温かな佇まいが感じられる。静か。

Posted byブクログ

2020/02/22

 著者の大竹英洋さんの写真集が欲しいと思い検索すると、福音館書店の「たくさんのふしぎ」シリーズが出てくる。その時は同シリーズの「ノースウッズの森で」を購入したが、本書は復刊の予告が出ており、心待ちにした復刊だ。  本書に現れる旅人は14歳のころから、毎年、春と秋に3週間のカヌー...

 著者の大竹英洋さんの写真集が欲しいと思い検索すると、福音館書店の「たくさんのふしぎ」シリーズが出てくる。その時は同シリーズの「ノースウッズの森で」を購入したが、本書は復刊の予告が出ており、心待ちにした復刊だ。  本書に現れる旅人は14歳のころから、毎年、春と秋に3週間のカヌー旅に出かけるという。カヌーには食料やテント、薪ストーブまで積み込んでいる。なんて素晴らしい人生だろう。カヌー旅を通して北米大陸北部のノースウッズの魅力が伝わってくる。カヌー旅の自由が伝わってくる。顔がこわばるほどの張りつめた空気や、首筋を流れる冷たい雨、閉じた瞼越しの柔らかな陽光が伝わってくる。  わが身を、アウトドアにおきたい衝動に駆られる一冊。

Posted byブクログ