日本史の謎は地政学で解ける の商品レビュー
万葉集によると太宰府は、遠の朝廷 とうたわれている。経済的には発展しやすいところだし、防衛の拠点でもあるのであるが、ただ海は冷たく荒い。東側からの攻撃もありうるしそこに拠点をつくられることのほうが可能性として考えられるので。首都は畿内に持って来たということである。大阪は沼地だった...
万葉集によると太宰府は、遠の朝廷 とうたわれている。経済的には発展しやすいところだし、防衛の拠点でもあるのであるが、ただ海は冷たく荒い。東側からの攻撃もありうるしそこに拠点をつくられることのほうが可能性として考えられるので。首都は畿内に持って来たということである。大阪は沼地だったし太平洋は危険だっただから畿内には入りにくいのだ。主に瀬戸内海を航路として往き来した。
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江戸時代の話になったと思ったら戦国に戻ったりと、話の時系列があっちにいったりこっちにいったりで読みにくかった。 筆者の主観が多く、客観性に乏しいが、ひとつの視点としては興味深かった。
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2020.09.22読了。簡単な地政学の本だが、筆者の分析には些か主観的要素が入っており話半分に読むのが良い。
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地政学という学問なり用語があるというのを知ったのは、この数年。本を読んだのも始めて。 自分が歴史を学んだ時代には全く無かった視点であった。少々こじつけじゃないの?と勘ぐりたくなる説もあったが、軍事・防衛(というか兵站)の観点と、当時地球(というか日本)は寒冷期だったのか温暖期だ...
地政学という学問なり用語があるというのを知ったのは、この数年。本を読んだのも始めて。 自分が歴史を学んだ時代には全く無かった視点であった。少々こじつけじゃないの?と勘ぐりたくなる説もあったが、軍事・防衛(というか兵站)の観点と、当時地球(というか日本)は寒冷期だったのか温暖期だったのかというデータまで繰り出して説明しているあたりが、斬新で「へぇー」であった。
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