女子の選択 の商品レビュー
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議員や経営者の男女比率などはじめジェンダーギャップが国際的にもかなり深刻な日本において女性たちがどのような選択をしているのか。大学進学と就職をテーマに現状分析がなされているが、その根本的な要因については考察が十分でないと感じる。早慶の卒業生にも一般職が広がっている現状について、そ...
議員や経営者の男女比率などはじめジェンダーギャップが国際的にもかなり深刻な日本において女性たちがどのような選択をしているのか。大学進学と就職をテーマに現状分析がなされているが、その根本的な要因については考察が十分でないと感じる。早慶の卒業生にも一般職が広がっている現状について、それぞれが働くこと以外で幸せを得るという選択を肯定する一方で子育て支援の充実が提唱されているが、このスタンスでは女性の活躍に向けて社会が変化していくとは思えない。理工系に進む女性の少なさについてももう少し理解を深めたい。
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女子は学歴格差より、家庭の考えの差が現れやすいのかもしれません。高学歴にもかかわらず社会進出を後退した女子は、家庭内で子どもの高学歴再生産に多大な役割を果たしているように思われます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主に学校選択から就職、キャリア前半までのあたりでの女子の選択。今一つぴんと来ないところもあるが、東大卒の女性のデータが出てたのがおやおやでした。でも、専門職って幸せな選択かねえ。どうやっても女子は苦渋の選択になっちゃうよね。
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