戦国のコミュニケーション 新装版 の商品レビュー
戦国時代に限らず、手紙しか通信手段のない時代の情報のやり取りは難しく、様々な工夫が行われていたはず。特に常時戦時体制の戦国時代はどうなっていたか関心があったところ、かなり以前だがピッタリの本書を見つけた。 内容は詳細で面白い。大名間の同盟を結ぶまでにいかに多くのやり取りがあったか...
戦国時代に限らず、手紙しか通信手段のない時代の情報のやり取りは難しく、様々な工夫が行われていたはず。特に常時戦時体制の戦国時代はどうなっていたか関心があったところ、かなり以前だがピッタリの本書を見つけた。 内容は詳細で面白い。大名間の同盟を結ぶまでにいかに多くのやり取りがあったか、そのための時間とコストは膨大。 東日本が主だが北条を中心に近攻遠略の同盟の難しさがよくわかる。 織田の武田攻めの際の氏政の躊躇も面白い。さもありなん、戦国時代の武将はいかに情報をより分けるかに鋭意努力していたことがわかる。 しかし、このテーマであれば日本史最大の情報の勝利、中国大返しを書いてほしかった。ただ、本当にあったことは不明なのでないものねだりか。
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戦国時代において遠隔地との通信がどのように行われていたかを著した一冊。やり取りされた書状や使者・飛脚など通信手段の具体例が非常に面白い。書状の読み方や当時の言葉についてのコラムも興味深いものがあった。
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→「戦国のコミュケーション」 https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/57b6272a76a25f58dd09240acfdfb017
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