シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗 の商品レビュー

高殿円(著者)

2021/02/14

今回も面白かったです!前回より少しファンタジーな感じもしていてちょっと不思議な世界観がありました！でも私的には前回のほうが好きかな(｡･ω･｡)

2020/07/18

作者が楽しんで書いているのがよくわかる．謎解きも面白いけれどシャーリーのもたらす危うさと緻密な頭脳による存在感，そして何よりジョーとの何気ない会話がいい．スコーンにクロテッドクリーム，美味しそう．

2020/06/21

ベネディクト・カンバーバッチ主演のドラマ、「シャーロック」も現代だった。
あれはめちゃくちゃ面白かったし、バスカヴィル家の犬も、あれが実は初見だった。
いや、読んでいて忘れている気もする…

さて、本作ではワトソンの叔母(恋愛体質)が、まるで「ダウントン・アビー」なバスカヴィル家の男性と、
「結婚するかも！」「きゃー！」
なんて話から始まる。
舞台は沼地が広がる......昔は『嵐が丘』のような場所だったかもしれないが、現代はイギリスらしい普通の街、らしい。
いいねぇ。
そこで見つかった当主の死体と大きな犬の足跡。
殺人か、それとも事故か。
シャーリーとワトソンを狙うのは？！

個人的には物語の進行も面白いのだが、
服飾ブランド、「superdry、極度乾燥(しなさい)に、日本人が30分間大ウケした」とのくだりがお気に入り。
結構外国の人は着ていて調べたところ、結構、高い。
日本のあれを知っている人は、あれは「ビール」で、「乾燥」じゃないよ、「辛口」の方だよと思うのだが、
残念ながらこの話は本筋には全く関係ない。

どうもこの作者はちょいちょい小ネタを仕込んでくるのが好きなようだ。
そしてその術中にハマる。
ドラマやなんやらの「文化」を入れてくるので、次は何かと期待してしまう。
英国ドラマといえば、モースやルーサー、あのあたりが登場するのを実は密かに心待ちにしている。
もちろん、モリアーティ、シャーリーの恩人であり、ライバルである女性がどう関わるのか、そして、ジョー・ワトソンが抱えている秘密がなんなのか、知りたい気持ちも。
強くて、美しくて、賢くて、ダメなところもある彼女たちに、また会いたい。

2020/05/03

美貌と類稀なる頭脳をもってしてロンドンの世界唯一の顧問探偵として過ごす半アンドロイドなシャーリー・ホームズの同居人であるジョー・ワトソンのところに一通の電報が届く。曰く、彼女の恋多き叔母がついに結婚を決め、その相手がイギリスの小さな村の領主であるバスカヴィル家を継ぐ予定の準男爵だという。浮かれまくった叔母の結婚式に参加するためにアルスターに向かうジョー。しかし着いた彼女に叔母が告げたのは、歓迎されていない脅迫状の到着だった。

シャーリーホームズシリーズ二冊目。
一冊目の内容はもはや覚えていないのだけどスタートから快調に飛ばしていくホームズパスティーシュ。原典を読んでいないのでどれくらいのリスペクト具合なのかわからないのが残念。シャーリーもその姉も、ロンドンの状況もなんならジョーでさえファンタジーな世界観なんだけど、肝心の事件は田舎の因習と現代の闇がごっちゃごちゃにミックスされつつそこそこ安定したとこに着地しているのはすごい。イギリスの田舎村にしては陰湿さが足らないけど。ジョーのハイテンションについていければ楽しく読める。まあ要するにヤンデレ百合。

2024/03/12

今回は恋多きジョーの叔母さんが富豪と結婚する事になったのが始まり。
ロンドンを離れ、ジョーが招待されたアルスターと言う街。叔母のキャロルの婚約者はそのアルスターの当主になったと言う。そこで又も事件に巻き込まれ…

街ぐるみの犯罪に立ち向かうシャーリーとジョー。一時はヒヤッとしましたが、流石はシャーリー。次のシリーズも楽しみです。

2020/02/20

最後まで面白かったなぁ。
ラストに少し出てくるモリアーティ女史やジョーの過去が早く知りたい。
続きはまだまだ先なんだろうな。

2020/02/15

スコーンをクロテッドクリームで食べたくなったじゃないかー！明日作るか買うかしよう。
ジョーの過去に一体何があったんだ？

2020/01/23

シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗
著作者：高殿円
早川書房
タイムライン
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