人間としての尊厳 第2版 の商品レビュー
障がいを持つ人々と関わっている人が読めば改めてノーマライゼーションや人間の尊厳とは何たるかを思い出す機会となる。デンマーク「ノーマライゼーションの生みの親」として知られるバンク・ミケルセンや、スウェーデン「ノーマライゼーションの育ての親」と知られるベンクト・ニィリエをご存知の方は...
障がいを持つ人々と関わっている人が読めば改めてノーマライゼーションや人間の尊厳とは何たるかを思い出す機会となる。デンマーク「ノーマライゼーションの生みの親」として知られるバンク・ミケルセンや、スウェーデン「ノーマライゼーションの育ての親」と知られるベンクト・ニィリエをご存知の方は、読むとその国の考え方が日本よりいかに早い段階で取り組んでいたのかが分かる。カバー表紙は優しく手に取りやすい。中身は福祉に少しでも携わった人ならば納得できるテキスト的内容となっているので、学びたいとワクワクする姿勢で読み進められるような作りではない。 サマリー◇ 知識を得るというより、こうあるべきであるという道徳の本である。
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