江戸の仕事図鑑(上巻) の商品レビュー
江戸時代は仕事が無数にあった。 それこそ、今ではスーパーで買えるものには、それぞれ専門に売る人がいた。 さらにはなんでも直す江戸の暮らし。 多様性と言いながら、グローバリズムは均一化ではないか。 誰もが手に職を持っていた時代がうらやましい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読書記録です。図鑑なので、参考になれば… あさのあつこさんや宮部みゆきの時代物が好きです。その時代のお仕事名や名称をさりげなく教えてくれて、まるでその時代にいるような感覚で物語を紡ぐ著者の力量に、改めて感服。 当時の絵と仕事の内容を「商い」「住まい」「味わい」「養生」「祈り」にカテゴライズして短い文章で紹介しています。物語に支障がない程度には、知っている「江戸」でも、この図鑑を参考にすればもっとおもしろく臨場感を持って読めるんじゃないかな。欲しい!でも、やっぱり図鑑、高い!(しかも上巻下巻で片手いっちゃいます。)
Posted by
大変勉強になりました! 知らないことも知れてよかったです。 こんな昔から色々と仕事があったんですね。 この仕事は江戸の時代からあり令和の現代でもあるのかというものもありました。 いやー、昔の方々はすごい!(^-^)
Posted by
江戸時代の仕事を当時の書物の挿絵で紹介。食と住まいの仕事。 第一章・商い 商売の形態と運輸 第二章・住まい 家の普請と暮らしの道具 第三章・味わい 日々のご飯と嗜好品 第四章・養生 医療と薬 第五章・祈り 神と仏に祈る 各章の最後に江戸豆知識。索引有り。参考資料(書名のみ)...
江戸時代の仕事を当時の書物の挿絵で紹介。食と住まいの仕事。 第一章・商い 商売の形態と運輸 第二章・住まい 家の普請と暮らしの道具 第三章・味わい 日々のご飯と嗜好品 第四章・養生 医療と薬 第五章・祈り 神と仏に祈る 各章の最後に江戸豆知識。索引有り。参考資料(書名のみ)有り。 江戸時代の、食と住まいの仕事の種類と内容について、 当時の書物の挿絵を参考に、記述した内容になっています。 挿絵の画像と簡単な説明というシンプルな紹介ですが、 画像は人物の全体の姿が分かり易いものを抽出し、 説明も無駄が無く、ある意味、詳細に書かれています。 また、運輸→船→船頭・船宿・渡守・船大工のように、 関連した仕事がまとめられているのは、仕事繋がりがわかります。 水嚢師・竜骨車師・前栽売り・香煎師等、その時代ならでの 仕事があったり、一部に江戸と京坂の違いがあったりと、 江戸時代を舞台にした小説を読むときの参考になると思います。
Posted by
- 1