シンプルで合理的な意思決定をするために「ファインナンス」から考える!超入門 の商品レビュー
ファイナンスと聞くと企業の財務担当が使うものと感じがちだが、私たちの日常生活でも活用できることがよくわかった。手順としては、 ①見えない「コスト」をあぶりだす (例:住宅の購入時には固定資産税を見落とさないようにする) ②「時間」のずれをとらえる (例:割引率を意識する) ③差...
ファイナンスと聞くと企業の財務担当が使うものと感じがちだが、私たちの日常生活でも活用できることがよくわかった。手順としては、 ①見えない「コスト」をあぶりだす (例:住宅の購入時には固定資産税を見落とさないようにする) ②「時間」のずれをとらえる (例:割引率を意識する) ③差を「比較する」 (例:共通のコストは無視する) ④分解して考える である。ほかにも機会コストや埋没コストのとらえ方や家計の見直しでは固定費と変動費のどちらに手をつけるべきかなど参考になる情報がたくさんあった。 特に参考になった実例は、リアル英会話学校は固定費として入学金や授業料の前払い(初期投資)が発生し埋没コストになる恐れがある一方、オンライン英会話では月謝を変動費化できるためお金を損する可能性が低いという話である。
Posted by
読みやすさ◎ 内容もシンプルで分かりやすい。 見落としがちなコストを洗い出す、時間軸でも考える、この2つを意識するだけで日頃のアウトプットと意思決定が変わる〜
Posted by
- 1