新米シェフは、異世界で偏食王子に愛される の商品レビュー

墨谷佐和(著者),森原八鹿

2021/06/23

レストランにいたのに気がついたら、突然知らない場所、しかも湖の中にいた桃太。助けてくれたヒースにキスされて、戸惑いながらもドキドキしてしまう桃太が可愛い。どうすればいいか分からない状況の中でも、料理も食べることも好きだというのが変わらなくて嬉しくなる。知らない料理を食べて驚く桃太も、桃太の料理を食べるヒースも、とにかく楽しそうで、こちらまで楽しくなる。元の世界と異世界。どちらにも大切なものができたらどうするか。悩むのは当然だと思った。