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定年後のお金 の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2023/08/01
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お金の貯め方の解説部分は、既存の説の焼き直し。 お金の使い方の解説部分も、既存の説ばかり。 曰く ・定年後の生きがいを支える大切な手段の一つはお金 ・所得よりも自己決定が幸福感に強い影響 ・お金をもらって活力に ・信用と信頼がものをいう ・若い人のために使う ・世代をつなぐ ・身の丈が大切 ・居場所はお金で買えない ・貯めるから分かち合う。 なんか、定年したら 皆 坊さんみたいになれということ? 心に刺さるエピソードが無かったので星一つ。

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2023/05/14

貯める、増やすだけではなく、使い方を考えるという点で、他のマネー本とは一線を画している お金への向き合い方の一つとしていいものを学べた。

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2021/10/07

老後の資金をいかに貯めるか、よりもいかに自分のためにお金を使うか、ということに言及している点が類書と異なる。とはいえ、多くは金融資産の把握方法と管理方法に割かれている。簿記の仕組みを知っていれば当たり前のことだが、著者のいう「財産増減一括法」を丁寧に説明している。

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2021/07/11
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結局、定年になったら、あんまりお金の心配はないし、お金よりも自分の楽しみを見つけろ、ということだな。

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2020/12/29

https://www.chuko.co.jp/shinsho/2020/01/102577.html

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2020/09/24

自分の老後資金で本当に足りるのか⁉️『定年後』の姉妹編で本書では、長年実践してきた「財産増減一括表」の作成を推奨。家計の管理と見直しのポイント、資産運用の基本的考え方など、お金にまつわる課題について具体的な指針を示す。さらには、本当にやりたいことに出費を惜しまず人生を楽しむべきと...

自分の老後資金で本当に足りるのか⁉️『定年後』の姉妹編で本書では、長年実践してきた「財産増減一括表」の作成を推奨。家計の管理と見直しのポイント、資産運用の基本的考え方など、お金にまつわる課題について具体的な指針を示す。さらには、本当にやりたいことに出費を惜しまず人生を楽しむべきと提言。お金と生き方・働き方の関係を問い直す!目次】プロローグ お金と幸せを一緒にするな 第1章老後不安の正体―原因はお金ではない第2章 財産増減一括表―まず自分の財産を知る 第3章 固定費を見直す―使わなければ金は貯まる 第4章 老後不安と投資を切り離せ―投資はそれほど重要ではない 第5章 老後資金は収支で管理―資産寿命をどう延ばすか ?第6章 お金を有効に使う―人間関係に投じる

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2020/08/09

良い。 参考になった。 老後はお金も大事だか、健康に長き働ける事が大事だと思った。 お金はあった方がいいけど、無ければ無いなりに暮らせば良い。働けたら働けば良い。 75歳からは高齢すぎて、お金が使え無くなる。

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2020/04/19
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楠木新さんの「定年後」シリーズで、ついに切り込んだ定年後のマネー。「ついに」でもないかな。 定年後のマネーの本は、退職金や年金の増やし方、守り方、残し方という3つの観点が多いように思いますが、本書はお金が自由に使えるのは70代前半までという前提で説いています。 プロローグ お金と幸せを一緒にするな 第1章 老後不安の正体―原因はお金ではない 第2章 財産増減一括表―まず自分の財産を知る 第3章 固定費を見直す―使わなければ金は貯まる 第4章 老後不安と投資を切り離せ―投資はそれほど重要ではない 第5章 老後資金は収支で管理―資産寿命をどう延ばすか 第6章 お金を有効に使う―人間関係に投じる その上で、定年後のお金というのは定年後どう生きたいかという本人の希望と不可分であることを説いています。 私は75歳までは仕事をしたい、だからお金もそう使いたいと考えていました。 しかしコロナウィルスのパンデミックはこれから世界を大きく変えます。 どう生きて行こうか?どうお金を使って行こうか?

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2020/04/19

私が社会人になった平成元年(1989)には、消費税が導入されましたが、入社式の後に人事部長から「君達は60歳まで働くのだぞ!」と言われたのを覚えています。私にとって定年とはずっと60歳だと思って社会人を過ごしてきましたが、この数年間で法律も整備されたこともあり、60歳から65歳辺...

私が社会人になった平成元年(1989)には、消費税が導入されましたが、入社式の後に人事部長から「君達は60歳まで働くのだぞ!」と言われたのを覚えています。私にとって定年とはずっと60歳だと思って社会人を過ごしてきましたが、この数年間で法律も整備されたこともあり、60歳から65歳辺りへ延びつつあるのが現状のように思います。 ところが60歳以降には殆どの人は収入が大きく減るので、60歳が社会人生活の一区切りであるのは事実だと思います。しかし私の先輩や父親のケースとの違いは、年金支給が65歳開始となっている中で、65歳までにどのように生活するかが求められています。 子供の教育、住宅ローンも目途がついてスリムな生活を心がければできる環境になってきていると思います。一区切りである60歳までにいかに無駄な費用を抑え、何にお金を使うべきかを考える時期に来ていると思います。それを考える上で、この本にに書かれていることは大変参考になりました。 以下は気になったポイントです。 ・男性でお金の使い方がわからない場合、サラリーマンの立場以外のことをやっておくとよい。会社員の自分の他に、自分の個性にあった「もう一人の自分」を創ることが大事(プロローグp3) ・お金は人の仕事を一律に並べて序列化できる強力な物差しであるとともに、人によっては同じ金額でもそこから得られる喜びやエネルギーが異なるという不思議なものである(プロローグp6) ・老後にいくら必要かは、支出である老後生活費をいくらに設定するか、公的年金と退職金を含めた貯蓄額および働いて得る収入の合計額がいくらに見積もるかによる。最も不確定なのは、自分が何歳まで生きるか(p20) ・充実した生活を継続するには、現役時代の仕事に代わる基本生活、毎日の活動が大切であり、そこから自分の楽しみを見つける(p23) ・将来に対する安心感は、将来も働き続けることや日常の生活を整えることから生まれる、頭でお金の計算をしているだけでは解決しない(p31) ・年収額から、所得税・社会保険料・住民税を差し引いた額が手取り額である、これが源泉徴収票に記載されている(p61) ・1997年より、共働き世帯数が男性雇用者と無行の妻から成る世帯数を上回っている(p69) ・バブルがはじけて大幅に不動産価格が暴落したのは、需要が落ち込んだのでもなく住宅供給が過剰になったためでもない、90年3月に出された大蔵省銀行局長から出された通達である。総量規制(不動産向け融資の伸び率を総支出の伸び率以下に)、3業種規制(不動産、建設、ノンバンク)に対する融資の実態報告を求める、であった(p81) ・資産の積み上げをしたいのであれば、無理な投資ではなく自ら働くことが懸命である(p113) ・実際にやるべきことは、財産増減一括表で自己の家系財産を時系列で把握する、そして無駄な固定費を見直す(p115) ・月50万円の収入の家計なら、300−600万円(1年分)の現預金を確保しておくべき、これは生活防衛資産である(p118) ・お金の観点から言えば、自己の裁量で自由にお金が使えるのは70代半ばまでと考える(p153) ・会社員は、50代前半の給与から、役職定年・定年・雇用延長終了時の3段階に分けて給与が減少すると考えておくべき(p157) ・趣味を自分の範囲内に留めるのではなく、人間関係を広げたり、わずかでもお金をもらい社会と繋がることを考慮に入れると良い(p199) ・元気に定年後を過ごしている数少ない人の特徴は、若い人たちに何らかのものを与えている、お金だけでなく知恵や過去の経験を若い世代に伝えている(p203) ・お金に振り回されないようにするには、主体的に活動してお金を使うこと。本当にやりたいことにお金を使うことが幸せにつながる(p217) ・自分が死ぬ時に、これだけ稼いだとか、これだけ残っていると誇る人はいない、自分の人生(旅)の満足度は、一度きりの人生に対して自分自身が納得できるかという自己評価に基づいている。これは俺がやったことだ、と言えることが一つでもあればいい(p218) 2020年4月19日作成  

Posted byブクログ

2020/03/23

家計の現状把握、固定費の見直しなどの「基本」を伝授。さらには、やりたいことには出費を惜しまず人生を楽しむ姿勢を提言する。

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