おとなが学ぶ 京都の大学活用ガイド の商品レビュー
淡交社は裏千家系の出版社で、茶道関係の書籍が多いが、本拠地・京都に関する本も多く出版している。 そんな淡交社が出すムック本。 京都はもちろん、古都であるわけだが、実は大学が多い町でもある。 本書shっパン当時で38校の大学があり、15万人近い学生が学ぶ。総人口当たりの学生数の比...
淡交社は裏千家系の出版社で、茶道関係の書籍が多いが、本拠地・京都に関する本も多く出版している。 そんな淡交社が出すムック本。 京都はもちろん、古都であるわけだが、実は大学が多い町でもある。 本書shっパン当時で38校の大学があり、15万人近い学生が学ぶ。総人口当たりの学生数の比率では圧倒的に全国一だという。 筆頭は京都大学であるわけだが、官立のものだけではなく、宗教系・実業系の大学も数多く、前者の代表はキリスト教系の同志社、仏教系の龍谷・大谷、後者は立命館だろう。その他、女子教育に努めてきた大学、美術系の大学と多様な大学が存在する。 こうした大学を、「おとなが学べる」という切り口で紹介する1冊。 さまざまな大学が市民にも門戸を開いている。 パート1ではトピックごとに関連する大学や講座を紹介する。 博物館・美術館。 いわゆる「京都学」。 宗教講座。 芸術・芸能の世界。 MBAなどの実務系。 パート2では各大学を1~2ページでまとめる。 市民が利用できる図書館や食堂などのデータも簡潔に記載される。 講座に関しては、大体の価格も記される親切設計。 京都に暮らし、「学ぶ」ことに興味があるのであれば、これはなかなか使えそう。 スグレモノの1冊である。
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