ビジョナリーカンパニー 弾み車の法則 の商品レビュー
ビジョナリー・カンパニー2ででてきた「弾み車」の概念を中心にシリーズ4冊のエッセンスを簡単にまとめ直した本。 まさに帯の文句のように「1時間でビジョナリーカンパニーのエッセンスがわかる」感じ。 という気になるのは、すでに4冊読んでいるからかな? 初めて読む本がこれだとすると...
ビジョナリー・カンパニー2ででてきた「弾み車」の概念を中心にシリーズ4冊のエッセンスを簡単にまとめ直した本。 まさに帯の文句のように「1時間でビジョナリーカンパニーのエッセンスがわかる」感じ。 という気になるのは、すでに4冊読んでいるからかな? 初めて読む本がこれだとすると、軽く上滑りしていきそうな感じもある。 が、復習用としては、かなりいいと思う。 弾み車という概念は、システム思考でいうところの自己強化ループに近いところにあって、自分の組織で弾み車をみつけるための方法なども記載されていて、その辺のところが、シリーズにおけるこの本の真水の新しいところかな? これを読んでなにか全く新しい発見があるわけではない。が、シンプルだけど、パワフルなツールを一つ紹介してもらったという感じ。
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会社経営だけではなく、個々の活動にも適応は出来そう。 章末に記載がある、偉大な会社への飛躍の第一段階が、適切な人を選ぶ(不適切な人材を降ろす)ことと言うのは考えさせられるものがあった。 弾み車の構造をチームで考えてみたい。
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企業と消費者の商品・サービスを通してやり取りするコミュニケーションと、それを見て消費者になる層、そのまた遠巻きから見てた層が触発されていくコミュニティのストーリー。 これらをエコシステムと呼ぶこともあれば、本書のように競争力の源泉と言う意味合い込めて『弾み車』と呼んだりもする。...
企業と消費者の商品・サービスを通してやり取りするコミュニケーションと、それを見て消費者になる層、そのまた遠巻きから見てた層が触発されていくコミュニティのストーリー。 これらをエコシステムと呼ぶこともあれば、本書のように競争力の源泉と言う意味合い込めて『弾み車』と呼んだりもする。 各社の勝ちパターンを『弾み車』の形で提示して比較しやすく並べるのは、ビジネスモデル・キャンバスやピクト図の類いと同じだが、経営頭を柔らかくするエクササイズに最適。
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「弾み車の法則」ジム・コリンズ 1.本書特徴 ビジョナリーシリーズの要諦が詰まっていること。 さらに、タイトルのとおり、弾み車の見つけ方、他社事例があること。 2.学び 自社、自グループ、自身。 3つのレベルで、弾み車を考え、描いてみた。 合ってる、間違えてるの議論もあるだろ...
「弾み車の法則」ジム・コリンズ 1.本書特徴 ビジョナリーシリーズの要諦が詰まっていること。 さらに、タイトルのとおり、弾み車の見つけ方、他社事例があること。 2.学び 自社、自グループ、自身。 3つのレベルで、弾み車を考え、描いてみた。 合ってる、間違えてるの議論もあるだろう。 でも、考えること、動くことだけはやめたくない。 弾み車。 回転させることで、速く正確に回るから。 1時間で読める名著です。 早い、安い、役立つ。 ビジョナリーシリーズのまとめ版。
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2001年に出版された「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」において、成功した企業の多くが「劇的な転換点」よりもむしろ「地道な継続的努力」を行なっていた事実を踏まえ、「弾み車効果」として紹介された概念をより具体的な事例に基づいて解説した論考。 「弾み車」とは、一言で言えば企業...
2001年に出版された「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」において、成功した企業の多くが「劇的な転換点」よりもむしろ「地道な継続的努力」を行なっていた事実を踏まえ、「弾み車効果」として紹介された概念をより具体的な事例に基づいて解説した論考。 「弾み車」とは、一言で言えば企業のビジネスモデルの根幹にある「好循環」を起こすメカニズムのことであり、よく練り上げられた「弾み車」は、最初は派手な成功にならなくても、小さな成果を着実に積み重ねるにつれて徐々に勢いが増し、成果がさらなる成果を呼び込むことで持続可能な成功を導くことができる。「ビジョナリーカンパニー2」ではその効果を概念的に示すのみだったが、本書では複数の企業の実際の成功モデルを当てはめることで、どのような好循環があったのかを知ることができる。 本書ではまた他のビジョナリーカンパニーシリーズで紹介された概念も網羅的に紹介されており、既に読んだ人もおさらいとして活用できるほか、未読の人にとっては格好の入門書となっている。
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ビジョナリーカンパニーシリーズにおける重要な概念である「弾み車」を中心に据えた、コンパクト版ビジョナリーカンパニーとでもいうべき内容。 ビジョナリーカンパニーシリーズを通読している向きには、重要な概念をおさらいするサマリーとしての役割は果たせるものの新たな学びは少ない。 一方、個...
ビジョナリーカンパニーシリーズにおける重要な概念である「弾み車」を中心に据えた、コンパクト版ビジョナリーカンパニーとでもいうべき内容。 ビジョナリーカンパニーシリーズを通読している向きには、重要な概念をおさらいするサマリーとしての役割は果たせるものの新たな学びは少ない。 一方、個々の概念について深掘りされているわけではないのでシリーズ未読者が理解できるのかは不明。
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