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きみは友だちなんかじゃない の商品レビュー

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2020/01/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

まあ随分やらかす主人公さまで。 告白相手間違えるし、ケーキを彼の顔面に突っ込ませるし、肝心なところで言葉間違えるし。 お陰で色々ハラハラする羽目になりました。 一方、強面の彼はいい子すぎて、損しているのが気の毒になるレベル。 「わたしだけが知っていればいい」と独り占めしたくなるほど性格はいい子なんですけど、学校生活に支障が出るレベルで誤解されていたから、そうもいかず。 見た目で損すると生きづらい不条理よ。 主人公も(恐らく)初恋面でも家庭内でも色々問題を抱えて、その割に前半でさくさくっと解決していくので、もっと引っ張らなくていいのかと肩透かしを食らったのですが、彼が上記の状態なので。 また表題にある通り、彼とは友だちでなく、それ以上になりたいと思ってしまったから、後半は彼の環境改善と新しい恋の話になりました。 となると、あのさくさく展開はありかなと。 再び間違えた彼女でしたが、最後はうまいことまとまって、彼の環境も色々改善されてよかったです。 久々に高校生のアオハル、小説で堪能させていただきました。

Posted byブクログ