末ながく、お幸せに の商品レビュー
結婚式の好きなところが詰まってる一冊。短いけど、一人の新婦の人生と、まわりの人たちの人生が少しずつ交わっていく。新郎側のも読みたい
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1組の新婚夫婦の結婚式で招待されたゲストが祝辞を読んでいくお話。 新郎新婦の人柄がわかっていく 新婦の方は家庭環境が複雑で 小さい頃に捨てられたけど母の妹が母として育ててくれる 新郎のお父さんがそれに察してたけどそれよりも前にお母さんは理解していて心が温まりました。 すご...
1組の新婚夫婦の結婚式で招待されたゲストが祝辞を読んでいくお話。 新郎新婦の人柄がわかっていく 新婦の方は家庭環境が複雑で 小さい頃に捨てられたけど母の妹が母として育ててくれる 新郎のお父さんがそれに察してたけどそれよりも前にお母さんは理解していて心が温まりました。 すごく暖かいお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「赤ちゃんを産んだからって母親になれるもじゃないの。女はね、赤ちゃんを育てながら徐々に母親になっていくものよ。」 「本物の結婚とは、 相手に幸せにしてもらうものではなく、 相手を幸せにするとのではなく、 自分の幸せを自分で作り上げる。 それができる者同士が結び合うこと。 」
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相手に幸せにしてもらうのではなく、相手を幸せにするのではなく、自分の幸せを自分で作り上げる。それができる者同士が結びつきあうこと。本物の結婚とはそういうものなのだろう
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あさのさんの文章は表現がとても綺麗で大好きだ。 この本も、ある結婚式が舞台になっていて、参列者ひとりひとりが自分語りをするんだけど、それによって新婦の人物像が浮き上がるようになっている。 一人だけ新郎側の参列者が語るけど、これは新婦が選んだ人の人となりがわかるようになってるうまい...
あさのさんの文章は表現がとても綺麗で大好きだ。 この本も、ある結婚式が舞台になっていて、参列者ひとりひとりが自分語りをするんだけど、それによって新婦の人物像が浮き上がるようになっている。 一人だけ新郎側の参列者が語るけど、これは新婦が選んだ人の人となりがわかるようになってるうまい工夫だ。 ひとりひとりの人生に起こることは、どんな些細なことでも本人にとっては大事件だったりする。言った相手は気にしてないことを後生気にしたりするし、何気ない一言を宝物にしたりもする。この本に出てくる人だけじゃなくてみんなそう。その気持ちを言葉にするのは難しいけど、感謝とか、愛してる気持ちとか、そういうものを伝える機会として結婚式はとても適していると思う。
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