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風柳荘のアン の商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2024/01/10

第109回アワヒニビブリオバトル テーマ「かしこ」で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2024.1.9

Posted byブクログ

2023/04/18

赤毛のアンシリーズ4作目 医大に進学したギルバートへ向けて綴るアンの手紙が綴られるスタイルで始まる。 アンはプリンスエドワード島サマーサイドで校長職につく。 新天地でも素敵な街を存分に楽しみながら困難も打ち勝っていく。 風柳荘に下宿し、家政婦のレベッカと2人の夫人に可愛がられ、こ...

赤毛のアンシリーズ4作目 医大に進学したギルバートへ向けて綴るアンの手紙が綴られるスタイルで始まる。 アンはプリンスエドワード島サマーサイドで校長職につく。 新天地でも素敵な街を存分に楽しみながら困難も打ち勝っていく。 風柳荘に下宿し、家政婦のレベッカと2人の夫人に可愛がられ、ここでも可愛いニャンコ登場。 モンゴメリさん本当猫好きなのね! 日々の暮らしや出来事、街の人たちのキャラクター、やはり安心して読める。 三年の任期を務めたアンが、心残りなくサマーサイドを離れられて良かった。次回作はギルバートと結婚かな?

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2023/04/10

今作品もとても素敵な時間を楽しめました! アンのギルバートへの愛情や、変わらない人柄にまたアンの世界に惚れました☺️ アンがキャサリンの本当の心を取り戻したシーンでは、決して人を見捨てないアンの優しさやユーモアに感動しました。

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2022/06/15

あとがきを見て納得。だから、こんな不思議な構成だったんだ。 大人になって、落ち着きを得ながら、ますます成長するアン。失敗から学ぶ姿勢が素敵。

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2022/04/15

シリーズ4 今回もとても良かった プリングル一族がこぞってアンを虐めにかかる場面は目が離せず、痛快な一発大逆転!! そして、アンは悩める人達を次々と幸せにしていく。読んでいて嬉しくなってしまいます 今回も原書と松本訳の並行読み。1か月かかったけど読了後の充実感が半端ない

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2021/04/17

赤毛のアンシリーズの第四作。アンの人となりによって周囲の人々に幸せが訪れる様がよく描かれています。 コロナ禍の今、人々が分断される世の中なので人と人の繋がりを描いた本作のような作品が大切と思います。

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2021/02/02

そうそう、英語版もこればかりじゃないのよね。そして、これと炉辺荘のアンのほうが後からだったんだよね。いろいろ忘れていたことが書いてあって、懐かしくなった。訳で結構違うのが楽しい。

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2020/12/06

12年待ちましたですよ、侑子さんのアン・シリーズ第4巻を。記憶もかなり薄れたけど、そう、アンのあの「想像の余地」がサマーサイドの景観や風土を多彩な風に乗せて届けてくれる。しかしウインディー・ウィローズの周りは、なんてやっかいな人であふれているのか。攻撃的、卑屈性、自信家、皮肉屋、...

12年待ちましたですよ、侑子さんのアン・シリーズ第4巻を。記憶もかなり薄れたけど、そう、アンのあの「想像の余地」がサマーサイドの景観や風土を多彩な風に乗せて届けてくれる。しかしウインディー・ウィローズの周りは、なんてやっかいな人であふれているのか。攻撃的、卑屈性、自信家、皮肉屋、自閉症、主張癖を備えた老若男女が、よくもまあ次々とアンを襲う。いくらアンでもさすがに今回はと案じるが、レベッカ・デューの思いに違わずアンに解決できないことはないのか。ただ、テディ・アームストロング坊やはあまりに可哀そう。アンも神ではないのだし。シリーズは続くようなので、楽しみに次を待ちたい。

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2020/06/11

赤毛のアンシリーズも早くも4冊目。前作でアンとギルバートの気持ちが通じあったところで終わりました。本作はアンとギルバートの婚約時代の3年間を書いています。 と言っても、お互い離れて暮らす3年間なのでギルバートは殆ど出てきません。 この本はどうも事情で書いた順番があべこべらしくて、...

赤毛のアンシリーズも早くも4冊目。前作でアンとギルバートの気持ちが通じあったところで終わりました。本作はアンとギルバートの婚約時代の3年間を書いています。 と言っても、お互い離れて暮らす3年間なのでギルバートは殆ど出てきません。 この本はどうも事情で書いた順番があべこべらしくて、5冊目が書かれた後、二人の婚約時代を読みたいという声を受けて書いた作品だそうです。 道理でいきなり電話が登場したりするはずです。書かれた時期が20年程後なので、その間に普及したんでしょうね。 本作はアンが色々な人の人生に手を貸して、道を示していくという方向性なので、評価が分かれるかもしれませんが、登場人物が前2作より魅力的だと僕は思いました。 下宿先の口は悪いけれどハートがとても暖かいレベッカ。隣家のさみしい少女エリザベス。冷淡で孤独な副校長キャサリン。彼女たちとアンのからみが僕は大好き。 個人的に古い本の言い回しが苦手なのですが、赤毛のアンは村岡訳も松本訳もどちらも読みやすいし、とても情景が思い浮かびます。これはアンの持つ魅力によるものなのでしょうか。 ちなみにアンの愛情までは普通に本屋さんに並んでいるのですが、この本から急に手に入りにくくなってきました。やはり読者もアンとギルバートがくっつく事が確定したあたりで卒業している人も多いのかもしれません。僕はどうだろう、次作までは絶対読もうと思っていますが・・・。

Posted byブクログ

2020/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アンシリーズの中で、最初の「赤毛のアン」を のぞいて特に好きな巻である。 理由はいくつかあるのだが、まず書簡形式のものが 基本的に好きということがある。 アンの手紙は長すぎるきらいがあるものの、 非常に魅力的だ。 SNSもメールも電話すら日常的では無い時代の話だから、 その中であのような手紙を受け取る (しかもラブレターでもあるのだ) その喜びはいかようであろうかと想像するだけで 胸がときめくのである。 それから、モンゴメリの見事な人物描写で描かれる 新たな面白い人物がたくさん登場するのだが、 なんらかの理由で本来の自分を抑え込んで 鬱屈した生活を送っている人物が多いことが特徴的だ。 もし私だったらとっくに鬱になってしまうのではないかと 思うような状況を必死に耐え忍んでいるうちに、 性格がねじ曲がったり、意地悪をすることでしか 喜びを得られなくなったり、物事を素直に受け取れず、 自分自身に価値を見出せなくなってしまった人々だ。 そうした人たちが、生きることに喜びを見出すことが 得意なアンと出会い触れ合うことで変化していく。 本来の自分を取り戻していく過程をアンが巧みに献身的に 手助けしていくところがとても好きだ。 もちろん簡単なことではなく苦労も多いが、 そうしたアンの本質的な魅力は当人を生き生きとさせる だけではなく、その周辺にいる人たちにも影響を及ぼし、 最終的には多くの人々の信頼を勝ち取っていくのである。 そんなアンに強い憧れを抱き、何度も繰り返し読んだ本である。 今回かなり久しぶりに読み返したが、大人になった今 読んでもやはりその魅力が変わることは無いと感じた。 この物語は村岡花子さんの翻訳で長年慣れ親しんできたが、 今回初めて松本侑子さんが翻訳されたものを読んだ。 日本語の表現の違いなどとても興味深く、 読み比べてみるのも面白かった。

Posted byブクログ