京都のモダニズム建築 の商品レビュー

河野良平(著者)

2020/04/04

斜め読み　と言う項目がないので、積読　から　未設定にした。
でも斜め読みなら読む終わったとするか。

閑話休題

京都のモダニズム建築　　と言うからには、
社寺仏閣ではない建物の紹介本だと想像がつく。

本の表紙には、三点の写真がある。

KICH と　京都会館はすぐ分かる。
もう一つは、どこ？

表紙に書いてない。
目次にも書いてない。
本文から探せ、と言うことだろう。

モダニズム建築の定義がよく分からない。
「はじめに」
にはフランク・ロイド・ライトの名前が出てくるので、あんな感じの建物のことなんだろうと勝手に想像した。

本書は、京都橘大学の学内誌に掲載された物を
大幅加筆修正したとある。

京都橘大学？知らないよ。
京都橘女子大なら聞いたことがある。
確か西京極辺りにある大学だ。

御多分に漏れず女子大から共学に変わったのだろうか？

読み進めていくと、
４ 日本専売公社京都病院本館とある。
これが、表紙でわからない建物だった。

専売公社って塩とかタバコとかを専売していた会社だ。

タバコを吸って病気になった人を専門に見る病院だったかは知らない。
喫煙者は、呼吸器疾患になると重症化するのは、
周知の事実。
今は、ＪＴだった？

ところで、この建物は、今はホテルに建て替わっているそうだ。

全部熟読する気はないけど、
知ってる建物も少なからず紹介されている。
そこら辺は、興味がある。

残念ながら写真は、表紙も含めて、全部モノクロだ。

専門家ではないので、評価などおこがましいが、
ここ数年、建築士の人と話す機会が多いので、
参考にしたい。

表紙に建築物の名前がなかったり、写真が全てモノクロなのがちょっと残念。

著者は、
武蔵美から、実務を経て、筑波大大学院芸術学研究科（博士）の出身とクレジット。

ヨシタケシンスケ（筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了）とオーバーラップしてないかな？