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それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた の商品レビュー

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2020/01/11

あぁ、櫻いいよの物語だな。 ページをめくるたびにそう思う。 そこかしらにわたしの知る彼女がいるし、彼女の描きたい「人」が溢れてる。 彼女は決して人を否定しないんですよね。 どんな人間も受け入れてくれる。 どんなに歪んでいても、どんなに正しくなくても、否定しない。 どんな悩みも...

あぁ、櫻いいよの物語だな。 ページをめくるたびにそう思う。 そこかしらにわたしの知る彼女がいるし、彼女の描きたい「人」が溢れてる。 彼女は決して人を否定しないんですよね。 どんな人間も受け入れてくれる。 どんなに歪んでいても、どんなに正しくなくても、否定しない。 どんな悩みも、どんな想いも、どんな気持ちも。 受け入れてくれる。 若い世代にも読んで欲しいし、親の世代にも読んで欲しいかな。 否定せずに、まずは認めること。 ごまかさないこと。 新しい一年のはじめに、初心に帰れたような気がします。 五人の未来が幸せでありますように。

Posted byブクログ