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君の涙はとても恋しい の商品レビュー

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2020/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 彼の作品の全般に言えることだと思うが、設定を詰め込みすぎである。本作も私は置いていかれた気分になった。  佐藤が若年性アルツハイマーだと発覚するのだが、結びまでが早すぎる、かつ抽象的である。その前に、野乃の涙には若返りの力があるということが発覚するのだが、佐藤の若年性アルツハイマーにより、野乃が積み上げてきた苦悩に関するエピソードが弱い。出し損になっていると感じてしまった。  そして、ライト文芸作家によく見受けられるが、素人目に見ても文の間違いが多い。(ex.返事を返す→返事をする 知れない→知られない ら抜き言葉) 気になって仕方がなかった。

Posted byブクログ

2020/01/17

表紙の少女のきれいな絵に惹かれてそのまま手に取ってみました。 主人公の勤めるコンビニにある時、 高校時代に気になっていた同級生とそっくりな少女が現れます。 ふとしたきっかけから彼らは仲良くなっていきますが、 ある時、主人公の部屋を訪れた少女は、衝撃の事実を告げます。 が、その先...

表紙の少女のきれいな絵に惹かれてそのまま手に取ってみました。 主人公の勤めるコンビニにある時、 高校時代に気になっていた同級生とそっくりな少女が現れます。 ふとしたきっかけから彼らは仲良くなっていきますが、 ある時、主人公の部屋を訪れた少女は、衝撃の事実を告げます。 が、その先に彼らを待ち受けていたのは… 一見よくありそうな展開のストーリー…と思いきや、 終盤で待ち受ける運命に懸命に立ち向かう姿は、 悲壮の中にも希望を捨てていない熱意を感じましたが、 やはり心折れそうになります。 最終的に彼らがどうなったか、読者の想像に、 といったところで締めくくられます。 自分がもし主人公と同じ状況になったら… そう考えると、悔いのない日々を過ごそうと改めて思いました。

Posted byブクログ